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自転車

自転車と言えば気軽な乗り物として大切な生活の足となっています。特に震災後通勤の足として利用されることも多く、朝自転車で通勤をする人の姿も数多く見かけるようになりました。

エコな乗り物自転車、ところがこの自転車が最近一寸した問題となっています。なにせブレーキのない自転車も登場しているといいます。乗り物としてブレーキがないのは考えられませんが、そうした乗り物に平気で乗ってしまう心理が私にはわかりません。

近隣の高校では自転車通学の生徒に「免許証」を発行するところもあります。県警の交通安全普及所で実際に自転車を運転し、学科試験を経て合格した者だけが乗れるようにしているとか。

こうなると自転車も立派な乗り物です。それではいつからこんな風になってしまったのでしょうか。そこには自転車に乗る環境の変化があげられると思います。ヘッドフォンをしながら携帯電話でメールをしながら…要は「ながら」運転が増えてきたことも大きな要因ではないでしょうか。

聖徳太子は一度に7人もの人の話を聞いたといいますが、その逸話が後世に残るぐらい一度にたくさんの事は凡人ではできないという事。これは運転にも同じことが言えます。

そういえば自動車に乗りながらメールを打つ光景を何度となく目にしますが、あれってかなり危険な光景です。自動車で危険であれば自転車も全く同じこと。自転車専用の車線が整備されつつありますが、やはり歩道を歩行者と同じところを走っていくわけですからかなり危険をはらんでいると言えます。

それにしても気軽に乗れる自転車まで免許証とは世知辛い世の中になってきました。そのうちに歩くことも免許がいるのでしょうか。メールを打ちながら歩くのは罰金・・・なんて。

「モラル」という言葉がありますが、便利な世の中になるほど自身の裁量にゆだねられます。そこにはモラルが求められるようになってきました。「便利になる」「自由になる」というのは、一方で自身を律することも多くなるという事。少なくとも自転車ぐらい免許なしで乗りたいですよね。


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