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受け手側の立場に配慮する

伝える

コロナ禍でデジタル化が加速しました。

 

この部分だけを切り取るととてもいいことのようですが

実はそうばかりではありません。

 

弊社は印刷会社ですが

会報やパンフレットなどのデザインも手掛けます。

 

お客様の要望を聞きながら形にして

その形になったものをお客様がジャッジして

その繰り返しで製品として仕上がっていきます。

 

コロナ禍となり直接校正のやりとりができないことが増えました 🙁 

 

代わりにメールで指示がくるのです。

さて、厄介なのはここから

 

紙に直接訂正を書き込めば済むことが

それを文章化すると一体何か分からない

そんなことがあるのです。

 

例えばもう少し大きく

 😥 もう少しってどのくらい?

 

赤字で原稿に書き込めば済むことが

言葉で表現すると一体何のこっちゃ 🙁 

なんです。

 

詳しく書けば書くほど

その真意が訳わからなくなって。

 

せっかく直しても

先方の希望通りに訂正されていないとお叱りを受けることも 😥 

 

そしてもう一つ厄介なことが

 

詳しく書けば書くほど文章が長くなり

せっかくメールを送ってもしっかり読まないということが。

 

そんな無責任な

と言われそうですが、これ事実です。

 

多くのメールが到着する中で

一つ一つ細かくチェックできているかは疑問。

 

メールのやりとりで感じるのは受け手もさることながら

送る側も読んでもらう工夫が必要ということ。

 

先日もお客様に、校正のバックは

校正紙に直接赤字で指示をして写メがPDFで送って欲しい

と伝えました。

そうすると多くの人は驚きます。

 

それでいいんですか?

 

良いんです。

パッと目にしたものの方がわかりやすいのですから。

 

コミュニケーションが大切と言いますが、

デジタルの時代は伝える方と受け取る方にそれなりの配慮が必要かと。

 

弊社はメディア・ユニバーサルデザインに関わっています。

 

情報のバリアフリーと言われるこのデザイン。

 

伝えたいばかりではなく受け手側の相手の立場に配慮すること

 

それがいたってシンプルなことではないかと。

 

メール送信ボタンを押した途端に

送ったという気持ち

危険です。


コメント

  1. 大信田昌宏(オオシダマサヒロ)「自分磨き大好き野郎」 より:

    「わかりやすさ」ってとても大事ですな❗

    自分本位ではなく、相手目線の文章が重要ですネ☆彡

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