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遠回りが正解、効率とは真逆

SDGs

50歳を過ぎるあたりから

業界の仕事をお手伝いしています。

 

以前は同業他社と一緒の団体で何が面白い?

なんて思っていました。

 

先輩から手伝って欲しいと言われて、

気がつけば15年近く経ってしまいました。

 

組織の活性化の委員会に関わって欲しい

会長の要請で、昨年秋から関係の委員会に出席しています。

 

どの団体も総じて組合数が減少していますが

印刷組合も例外ではありません。

 

メリットがないという理由での退会が後を立たないようです。

 

 ➡ いい情報も社長のところで止まり社員まで届かず

 ➡ メリットを受け取ってもらえない

 

そんな意見が委員の方から。聞いて思ったのは

 ➡ 〇〇をすればメリットを感じてもらえる

 ➡ これをやれば組合員の退会が防げる

そんなのノウハウ・ハウツーはないということ。

 

 ➡ 印刷業界は自らシンクタンクのような機能を持ち

 ➡ 常に未来の姿を議論してそれを組合員に発信

経産省からの評価はかなり高いんです。

 

これを忠実に使っていけば多くのヒントが満載

自身が関わって感じることです。

 

組合なんてメリットあるの?

なんていっていた自分がです。

 

即効性のあるものはすぐに真似をされ飽きられます。

 

みらいを創り出す議論を重ねる間に

じわりとメリットが浸透し興味を持つ会社が増えていく

地道に時間かけることが正解だと思います。

 

これって会社でも同じ。

売りたい、買って欲しい、使って欲しい…絶対に便利だから

 

でもそれは売り手側の理論にしか過ぎません。

北風と太陽というイソップの寓話があります。

 

どちらが強いかを決める北風と太陽の対決。

働きかける方法の違いを表した有名な童話です。

 

説得は暴力に勝るという教訓

 

これと同じとは言いませんが、

成果が出るにはそれなりの時間が必要です。

 

SDGsの相談を受けて感じるのは

一刻もはやく形にしたい

 

だから金融機関の認証制度の需要があるのです。

 

でもそれだけなら今の姿でありそれは過去の延長。

SDGsはみらいを創ること。

 

これからの時代は

安い、便利、楽であるにお金を払わない時代だと

ニュータイプの時代の山口周さん言います。

これってまさに今の日本の抱える問題そのもの

 

でもこの延長上にみらいはないようです。

 

時間をかけてジワリと浸透していく理念がSDGs。

 

本当のSDGsとの関りは

遠回りが正解、効率とは真逆

にある筈です。

 


コメント

  1. 大信田 昌宏(おおしだ まさひろ) 「自分磨き大好き野郎」 より:

    「急がば回れ」ということわざがあるように
    効率ばかり考えているとプロセスがおざなりになってしまいますよネ❗

    現在の若い世代に即効性よりも地道な努力をしてメリットを感じてもらいたいですな。

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