日本郵便によるはがきや手紙の配達が
今までより最大で数日間遅くなっているそうです。
この傾向は1月下旬に始まり段階的に全国に広がっているとか。
郵便局員の負担軽減で業務を見直したことが要因だそうです。
そういえば昨年10月には土曜日配達を廃止。
働き方改革の一環で深夜の仕分け作業を縮小。
そのため配達が遅くなる要因だそうです。
翌日到着が当たり前
今までの常識もそうはいかなくなりました。
これも時代だから仕方がないと感じた自分です。
未だに請求書をはじめとした多くの書類は
郵便という形でやりとりされています。
明治初期にスタートした郵便は
正確に手紙や書類を送り届ける使命として誕生。
しかし今は宅急便などの配送手段も増えました。
加えてメールや大容量のファイルサービスなど
情報を届けるという切り口が多様化
アナログの紙でなくてはならない 😥
といったこだわりも少なくなってきました。
紙を扱う関係者としては寂しい…率直な感想です。
こうなってくると郵便に対する需要が
速さで競うことはもうなく
よりゆっくりしたものになるのでは…。
当然郵便需要の減少は加速し
ということは印刷物も減少していきます。
自身がこの業界に入った時30年ほど前には
印刷物として需要の多かった納品書や請求書など
ノーカーボン紙の仕事もめっきり減りました。
これからは
➡ 早く送りたい、知らせたい…これはデジタル
➡ 質感と温かみを送りたい…これはアナログ。
そんな住み分けになるようです。
2030年がゴールとなるSDGs
ゴールと言いながら残された時間はわずかあと8年。
であればまずは素材で
SDGs15 陸の豊かさを守ろう
に貢献です。
となるとやはりここは紙の素材がしっくりとくる…。
となればバナナペーパーの登場です。
特に昨年から発信している
日本の伝統工芸の美濃和紙とコラボした吉報紙
便箋、ポストカード、ノート、メモ帳…
いよいよ…あれが登場です。
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