先日リモートで参加した毎年実施されるPrintNext
PrintNextとは日本全国で活躍する青年印刷人が
自分たちの業界の未来のありかたを考え
新しい領域にチャレンジするイベントです。
さて今回のお題は印刷を再定義
その事例発表を拝見しました。
➡ 人口減少に悩む過疎の街でデジタルスタンプラリーの企画
その活動が多くの媒体やネットで認知され街が活性化
➡ 地元のワインづくりを子供達に知ってもらいラベルの制作を依頼
子供たちが成人になった際には
最初のアルコールはこのワインで体験
➡ ミュージシャンの発表がコロナ禍で激減
クラウドファンディングで資金を調達し
材料を支援することで印刷業界のPR
いずれも共通するのは
お困りごとを支援しことづくりを通してお役に立ち
それを通して印刷に関する仕事を創り出すことです。
発表で感じたのは
かなりの時間と手間をかけていること。
モノを売るのではなくコトを売る
多くのマーケティングセミナーやコンサルタントが
御念仏のようなく言葉を発信しています。
頭でわかっていてもどうやって行動したら??
お分かりの通りかなりの労力です。
つまりノウハウで効率を求めるのは無縁のようです。
発表によると地方の人にとっての印刷業界は
意外に距離があると感じているのだそうです。
だからネットプリントを使ってしまうと 😥
印刷会社が持っている技術や企画力は
多くのお客様にはかなりの便利なもの。
➡ コミュニケーション産業と言いながら
➡ 自分たちの仕事内容を情報発信と言いながら
伝わっていないのが実情のようです 🙁
印刷の仕事を見つけにいくのではなく
問題解決を見つけにいく
その手段をプロジェクト化することで自然と印刷物が発生
それが彼らの考える再定義です。
印刷会社との距離感を縮めるのは関係性づくりは
手間暇をかけなくてはいけないということ。
あらためて
➡ 印刷技術の継承と培ってきたネットワークを活かし
➡ お客様の問題を解決していく橋渡し
がこれから我々の役目。
小さなことでも顔を突っ込むことですね 😉
デジタルの時代だからこそ人と人とのご縁を大切にし
手間暇をかける…。
地産地消のバナナペーパーの支援はまさにこれです。
コメント
デジタル全盛の現代だからこそ、手間をかける価値はありますな❗
地道な努力でバナナペーパー普及を祈りマス🙏
普及に向けて日々邁進です(^^)