先日テレビで左利きがいかに不便かという特集をしていました。
➡ ドアの取っ手も右利き用にできているし
➡ レトルトパックの開け口も右利き用にできているし
➡ 字を書けば左から右に移動するので手は汚れるし
確かにそうそうと感じることばかりです。
ユニバーサルデザインという言葉があります。
これはバリアフリーとは違います。
バリアフリーとは
障害をなくすという意味で、心身機能などの障がい者の方を対象に
障害を取り除くことを目的としたものですが
ユニバーサルデザインは健常者でも障害者でも
誰でも使いやすく平等に使えること
を念頭においたデザインです。
最近グルメ番組などを見ていると
左利きで箸を持つ人が増えた気がします。
左利きが増えたのか
それとも左利きを映すことへの抵抗がなくなったのか?
ただ我々年代には
左利きでの食事の様子を見るのは
違和感があるんですが、それだけ考えが古いんですかねぇ。
その立場に立ってみなければ
わからないことはたくさんあります。
その一つは見え方。
下の例のように人によっては
普通に見えているものが見えにくい
と感じている人がいます。
また外国人が以前と違い格段に増えました。
公共施設を利用する人にとって
情報保障という言葉があります。
理解を促す工夫に多様性が求められるようになりました。
メディア・ユニバーサルデザインという考え方は
誰でも見やすい、理解しやすい
考え方に則ったデザインを言います。
SDGs 11住み続けられるまちづくりを
これはMUDの概念に則っています。
マルワは毎年コンペにも出展し
過去には経済産業大臣賞や数々の賞を受賞し
地元行政のガイドラインの制定の監修もしています。
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/283070_1021830_misc.pdf
障害者差別解消法という法律があります。
昨年から努力義務にとどまっていた
民間事業者による合理的配慮の提供が
法的義務となりました。
理解しやすい環境づくりをする
のが企業の務めであり社会的使命。
これは費用をかけずに実現できる顧客サービス
でもあります。
伝えるハードルを下げる為にもぜひ
ご相談ください。
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