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「愛があるから取り組む」この軸を我々は忘れてはいけない

日 記
一日のミッションを終えて帰宅前の東京駅にて。このあとまた名古屋で仲間と合流でしたぁ。充実過ぎる一日でした(^^;)

おはようございます。昨日は上京日でしたが、上京するたびに経営者の方とお話をする機会を作っています。昨日も若手経営者の方と話をしていた時に相談をされてしまいました。「一生懸命に社員に関わっていても幹部社員から愛がないと言われるんです」と悩んでいる様子でした。

「愛がない???」その言葉を聞いて「何を求めているのでしょうね」と私。だって愛があるから幹部にして、また日中の忙しい時間にわざわざ大切な時間を使って、先輩経営者(この場合私のことで。少なくとも彼から見れば・・・)と会っているのですから。「そういうことをこぼす社員は依存心が強い証拠ですよ」と私。

□大切な社員に対して愛のない指導はない

「愛を求める」言葉を発する真意ってなんだろう?? 社長や上司は部下の事を一生懸命に考える立場にあります。当然正しいことを伝えていますし、少なくとも高い位置で会社全体を見ているはず。だから愛がないなんてあり得ないはずです。

社会人になったばかりであれば仕事に慣れる期間が必要ですから、微に入り細に入り関わることが必要ですが、いっぱしの社会人が言う言葉ではないとお話をしました。「おそらくその方は自身の思い通りにいかないことを不満に思っているんですよ」と。

□人の振り見て

ところで他人の事は冷静に言えますが、やはりそうした言葉を耳にするとやりきれないなと思います。一方で知らないうちにそうしたニュアンスの言葉で人に依存した表現をしていないかとあらためて反省もした次第です。
部下を持つ立場、そして会社の役席者にある立場の人は企業の大小に関係なく、常に全体を俯瞰する気持ち。特に上に立つほどほとんどが自身の思い通りにいかないことが多いもの。

そのジレンマのなかで如何に自身のモチベーションを高めていくか腐心しなくてはなりません。そしてトップはそうした社員の気持ちを察することだと思います。そんなことを彼に伝えました。

一日のミッションを終えて帰宅前の東京駅にて。このあとまた名古屋で仲間と合流でしたぁ。充実過ぎる一日でした(^^;)

一日のミッションを終えて帰宅前の東京駅にて。このあとまた名古屋で仲間と合流でしたぁ。充実過ぎる一日でした(^^;)

実は印刷業界では「みえる化」を推進しています。先日の「みえる化」の事例紹介では推進していく中で社員が「自身の仕事を隠す」のだそうです。仕事を否定されている・・・と思ってしまうとか。それこそ「愛がない」と思うのだそうです。

そうした際に「利益を正しく上げて社員に分配していく」ことをきちっと伝えることがポイントだといいます。「愛があるから取り組む」この軸を我々は決して忘れてはいけないですし、社員に発信しなくてはとあらためて思っています。


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