大塚範一アナウンサーが急性白血病で入院をしました。本人は自覚症状もなく、なぜ自分がこうした病に起こされたのか信じられないとか。
NHKを退職後1ヶ月後には情報番組として朝の顔に。病気で番組を休まず17年間も務めてきたわけですからまさに青天のへきれきです。
私の知人も最近自覚症状がないのに病気治療をしています。現代医学の発達を否定するわけではありませんが、どうも自身が調子がいいのに病気と診断されるのは複雑な思いです。
病は気から…という言葉がありますが、少々の熱も気合で吹き飛ばすことは経験がありますし、気が張っていることで病気にならない事ってあると思います。
自意識がないのに病気と診断され、抗ガン治療でつらい思いをするというのもなんだかなぁと思ってしまいます。もちろん先進の医療の見立てですので、これはこれで尊重しないといけませんが…。
我々の世代、50代からこうした病気にかかる人が増えてきました。私の知り合いもここ2,3年で病気で命を落としています。そういった世代に入ったという事をあらためて感じます。
よく「自分ががんになったら抗ガン治療しないでほしい」という言葉を聞きますが、それがかけがえのない人だったとすると、「ハイ、そうですか」と言えるでしょうか。生きてほしいと思うのが本意であり、自然治療に任せてしまう勇気はなかなか持てないかもしれません。
一方で以前と違い多くの情報が手に入るようになりました。「セカンドオピニオン」として多くの意見を聞く事も当たり前となってきたように思います。
大塚さんくらいの著名人になるとそれ相応の診療を受けた末の結果だと思いますが、「全く自覚がない…」という感想がとっても気になります。
なんて…天下のお医者さんの見立てにケチをつけたら叱られてしまいます。最終的には本人が何を判断するかっていう事でしょうね。それにしても元気!!と自覚しているのに…これこそ神秘なのでしょうか。
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