子供の頃、社会科の地図帳を見るのが好きでした。
学年が上がるごとに地図が詳細となり
世界よりも日本地図を見ているのが好きで。
いまではGoogleマップを使えば場所もすぐに分かります。
また目的地を入力することで鉄道だけでなく
バス路線の時刻も知ることができホント便利になりました。
さてテレビを見ていたら
地図で日本を旅しよう
というキャッチと共に日本大地図三巻のCMが。
日本大地図というネーミングが奮っています 🙂
実は従来通りの印刷された地図帳です。
いまさらアナログですが、
そのチラシを目にして思わず納得したのは詳細な鳥瞰図。
空から俯瞰した様を細かくイラストに書き起こしているのです。
富士山を中心に後方に見える太平洋
詳細に書かれた、都市部の地図や清水寺などの観光地
全国を旅行している気分!!
という感想と共にお客様の声は
70代や80代の年齢層
なるほどと頷けます。
今ではスマホを扱うことで手軽に情報を入れることができます。
そうした中であえて紙媒体の地図 😯
アナログからデジタルの時代にもかかわらず
いまどきこんな地図帳が売れるのだろうか…
それも印刷だけでなく製本加工にもお金がかかっている…
これだけ費用をかけても
月曜日の全国のチラシに入るのですから
需要がある・・・という読みです。
その理由はこの地図の目的が眺める・・・にあるから。
➡ 描かれた場所からその土地を想像したり
➡ 記憶にある場所を見て当時を思い出したり
地図本来の持つ検索ではなく
見て楽しむ…
これがこの地図のコンセプトです。
別にユーキャン通販の回し者ではありません 😉
検索目的ではなく見て楽しむ地図へ
紙に携わるものとして従来の印刷物の役目は
まだまだ捨てたものではありません。
便利という視点で考えるとデジタルに軍配が上がりますが
楽しむという視点であれば需要はある・・・
紙の持つ質感や触感という
アナログの要素にまだまだ可能性があると感じました。
となると弊社が取り扱うバナナペーパーにも大きなチャンスが。
さて今まで取り扱ってきたザンビア産に加え
日本伝統の美濃和紙の手法でできたバナナペーパー「吉報紙」
バナナペーパーのラインナップが増えました。
障害者が育てたバナナを原料とした吉報紙は
バナナの茎の配合率は30%
今年は地産地消の吉報紙というバナナペーパー押しのマルワです。
実は近日中にテレビ取材も入ります。
そのことはまた改めて…。
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