写真は一昨日の名古屋商工会議所でのBCP講義の一場面。
当日はハイブリッドで現地ではわずか5名。
後はPCの向こうのリモート講義でした。
さて昨日に引き続きそのお題です。
すみません、連日 😥
ただ今回はさわりだけですのでご勘弁を。
講義が終わり会場にいた方からこんな質問がありました。
今は気軽にBCPが作れるツールを行政が用意しています。
そうした事を踏まえた以下の質問です。
作っただけで満足して終わりになりませんか? 🙁
という質問でした。
アルアルですよね 😉
こういう質問って結構あります。
作ることがゴールになってしまうよう… 😥
でも見方を変えれば
今まで作っていなかったにも関わらず
まずは作成した 🙂
これだけでも大きな一歩になりませんか。
まずは作ってみようと行動に移したこと。
知っている、できるだけでなくやっている
やってみる
まずは一歩を踏み出した…
この事実は大きいものです。
さて次の
やってみて満足する
こればっかりは社長の姿勢ですので
正解はありません。
➡ 作った事実を社員と共有し
➡ 社員を巻き込んで実践することです。
その際大切なのは
➡ 実践することで得られるメリット
➡ 実践したらどのようないいことがあるのか
これを明確に社員に伝えることです。
人は動機が明確であれば行動するものです。
会社がやると言っているから 🙁
BCPのような一見直接売り上げに影響しない場合
こうしたことが多いような気がします。
もちろん全社員を同じ方向を向けることはできません。
でもやる理由が分かっているだけで
なんとなく最初の一歩のハードルは下がるものです。
その動機づけは社長の仕事です。
今回のBCPや昨今のSDGsは関わるで得られるメリットを
社長自らが旗を振り社長の声で伝え導くこと…。
これが自身の考える中小企業の戦略です。
戦略とは…大袈裟ですが 😉
ハウツーやノウハウは皆さんすぐに飛び付きます。
それは成果が明確だからです。
成果を目にできるように
➡ 弊社が実践してきたことが参考になり
➡ BCP策定を後押しするきっかけになれば
今回の講師としての自身の役目です。
質問された方がどなたか分かりませんが
腑に落ちたでしょうか…。
うーん、微妙かな。
そもそも質問の内容が社長の姿勢なので。
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