一昨年からのコロナ禍で大きな打撃を受けているのは飲食業。
ところがエンタメ業界も同様です。特に深刻なのは歌舞伎の世界。
お分かりの通りファン層の年齢が高い。
コロナ禍の状況では入場制限もさることながら、
足がどうしても遠のいてしまう現実があります。
いま新橋演舞場では市川海老蔵さん演じる
新作歌舞伎『プペル~天明の護美人間~』
が開催されています。
原作はご存じキングコングの西野亮廣さん。
この歌舞伎では娘のぼたんさんと御子息の勘玄くんが交代で演じており
歌舞伎という演目にも
関わらず観客の中には子供さんも多数いるとか。
歌舞伎の世界はこのところ伝統的な演目だけではなく
創作歌舞伎のような演目も増えています。
実際自身も以前スーパー歌舞伎Ⅱワンピースを観に行きました。
長く歌舞伎を愛しているファンの人や
歌舞伎界の重鎮からは批判の声も多いと言います。
しかし歌舞伎文化の伝承を考えていくと新たなファンの開拓は必須。
そう考えると海老蔵さんの今回の挑戦も頷けます。
そういえば昨年に亡くなった中村吉右衛門さんも
全国の小中学校を回って
歌舞伎の面白さを伝えていました。
友人の小学校にもかつて訪問され、
友人が隈取りされた写真を見せてもらった覚えがあります。
文化伝統は受け継いでいくものではありますが、
杓子定規に捉えるのではなく
時代と共に変化させていくもの。
当たり前のことですが、なかなかできるものではありません。
そういえばあの虎屋の羊羹も少しずつ時代に即した味に変えていると言います。
我々印刷会社の役割は情報発信のお手伝い。
大切な情報を届けるために
➡ 見やすく、また便利に、興味を持ってもらえるように
お届けするのが使命。
ただそこにも時代に即した考えが必須です。
➡ 当然品質は良くて当たり前
➡ お客様にとって有益な環境配慮
➡ 見やすく理解しやすいメディア・ユニバーサルデザイン
そして紙媒体だけではない、デジタル看板やネットでの動画配信
そのためには過去の経験に固執しない考えと試みがこれからはマストです。
新たなというキーワードは当然紙だけではありません。
紙を大切にしつつ紙にこだわらないお役に立つ媒体の提案へ
ということでマルワ発の動画をただいま製作中 😉
シン印刷王01紙すき対決
次回はバナナペーパーを作ってみよう!!! 😯
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