URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

年賀状は日本の文化

SDGs

今回をもって新年の賀状を終わらせていただきます。

 

昨年あたりからこうした年賀状が送られてくることが多くなりました。

 

またいつの間にか届かなくなった方も…。

 

自身も今年64歳になります。

 

ご縁を頂戴した先輩の人たちの年齢は70代から80代。

 

かつては個人の年賀状も200枚近く出していましたが

今は半分に。

 

話題も孫の話や趣味の話題などが書き添えられて…

 

当然といえば当然ですよね。

 

ただ仕事上では現役ですから

しばらくは鳥原久資という宛名でもらうことになります。

 

年賀状のピークは2003年の44.5億枚。

そこをピークに減少し続けとうとう今回は半分以下の19億枚となりました。

 

SNSなどのネットが普及していなかった頃は、

年賀状のビジネスモデルを確立した同業他社も意外多くあります。

 

いち早く注文のシステムを作り上げてお店などに入り込んで。

 

大きな会社でなくてもそうしたビジネスモデルで商売ができました。

 

今はコンビニなどで扱う年賀状のバックヤードをやる会社はありますが、

全国展開となり従来のような多くの会社が関わることは無くなりました。

 

マルワも以前は年賀状だけで

単月の売り上げを伸ばしていた時期もありました。

 

しかし今はグッと減少。

 

独自の見本帳を作ることもやめ

本当の意味でのオリジナルだけ取り扱っています。

 

人口が減少し、ネットが発達し、年賀状が減少

やはり便利なもの手軽なものに人は移行するもの。

 

綺麗な年賀状を目にすることは多くなりましたが、

無味乾燥のようなものが増えました。

 

従って家族の写真や手書きのイラスト

一筆添えられているものや版画を見るとホッとします。

■画家である叔父の年賀状

またビジネス上では自社の技術をここぞとばかり使って駆使した年賀状も。

 

さてかつての友人との一年に一度のやり取りは

生存確認のような意味合いもあり貴重だと感じるようになりました。

 

デジタル時代とはいえ年賀状は日本の文化そのものです。

 

➡ 持続可能な思いをつづるために

➡ 人の思いを伝えるために

印刷業に関わっているからこそ紙の役割は伝え続けたいものです。


コメント

タイトルとURLをコピーしました