墓碑銘
普段は耳にしないこの言葉もこの時期になると耳にします。
本来の意味は
墓碑に刻んだ死者の経歴や事績などの文章
を言います。
昨日TBSのサンデーモーニングの最後はこの墓碑銘で締めくくられました。
今年も自身の人生の中に関わってきた方が亡くなりました。
➡ 田中邦衛さんや田村正和さんといった俳優さん。
➡ 戦後の日本を憂いながら平和を願った半藤一利さん
➡ ロッキード事件で田中角栄氏を
被告に追い込むきっかけとなった立花隆さん
また昨年まで住んでいた自宅でよくお見かけした
➡ ノーベル賞受賞の名古屋大学教授の益川敏英さん。
テレビで見る以上に小柄な人でした 🙂
実はこの時期には喪中ハガキが自宅だけではなく会社にも届きます。
会社に届く喪中はがきは取引先というよりも
異業種交流会でお世話になった諸先輩や同年代の経営者の方々
親が他界するお知らせだけではなく
ご本人が他界され、ご家族がそのお知らせの為に送っていただく喪中はがきもあります。
自身が若かった頃には叱咤激励をしていただいた方たちの訃報。
考えてみれば自身が63歳ですから当然かもしれません。
それでもそんなお知らせは寂しいものです。
一方で今年も多くの出会いがありました。
充実した楽しい出会いや出来事の一方で
同じ経営者としてとても腹立たしいこともありました。
ただ年を重ねて思うのは、
➡ その出会いや出来事は偶然ではなく
➡ 自身にとって必然的な何らかのメッセージが隠れているはずです。
今だけ、金だけ、自分だけ
➡ こういうことに正面から反する人
➡ これを強く感じる人や団体
両極端の出会い、出来事があった一年でした。
SDGsというキーワードで
どんなにきれいごとや立派なことを口走っても
行動が供わなければ
あっという間に価値が下がり信頼・信用を無くします。
今週末は2022年。新年を迎えます。
寿命だけは分かりませんしコントロールもできません。
しかし残りの人生を有意義に過ごすために
自身に相応しい墓碑銘になるよう考え行動したいと思います。
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