日経新聞の私の履歴書
今月は日本ユニセフ協会会長の赤松良子さん。
労働省に身を置き、女性の社会的地位に奔走した方。
以前、女性は能力があっても役席に着くことができず
結婚もしくは子供が生まれたらそのまま退職が常でした。
寿退社
最近では、この言葉を定年退職と理解している若者もいるそうです。
昔はこの言葉よく聞いたなぁ 🙂
家人が教職に身を置いたきっかけは
教員の世界が男性女性共に差がなかったからとか。
たしかに学校現場では当時から担任をはじめとする仕事は男女平等
産休育休もしっかりあり職場復帰することは当たり前でした。
それでも当時は女性の校長や教頭は少なかった時代。
教職から身を転じて民間に身を置いて気がついたのは
そうしたことが決して当たり前ではなかったことです。
事実弊社では、10年ほど前に
男性社員に一ヶ月間の育児休暇を与えた時
意外にも社員の一部に否定的な意見が多かったのです。
教員の世界での当たり前が
どうやらそちらの方が非常識だったようです。
時代が変わりました。
➡ 男性の育休取得が理解されるようになり
(と言ってもまだまだ世の中大手を振って…という雰囲気ではありませんが)
➡ 女性が働き続けることに違和感はなく
多くの管理職の女性が誕生しています。
➡ 夫婦共働きが普通になってきまいた。
女性の社会進出の要因は喜ばしいですが
別の社会背景もあるようです。
女性の社会進出により女性の力が向上したことにあるプラスの面
一方で
夫婦で働かないといけないという社会的な状況。
何とも複雑な心境…です。弊社では
厚生労働省のえるぼしマーク
愛知県のあいち女性輝きカンパニー
名古屋市の名古屋市女性の活躍推進企業
の認証を受けています。
認定取得のために社内の制度の見直しをしました。
もちろん完璧ではありませんし、これがゴールでもありません。
ただ、第三者が認証するガイドラインに環境を近づけることで
社内整備がされていくことと思います。
SDGs5 ジェンダー平等を推進しよう
中小企業のできる範囲での取り組みにより
少しでも具現化したいと思います。
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