おはようございます。毎朝「みらいをノート」というメルマガで頭の訓練をしている鳥原です。典型的な左脳人間の私。イノベーションという言葉から最も遠い位置にいる私が右脳化への訓練実施中です。
先日異業種交流会の先輩に勉強会の後に言われたことがあります。「鳥原さんの会社を必要とするお客様は増えますよ」って。その理由は色々なことに取り組んでいて何を聞いても「印刷の売込みがいっさいない」からとか。
実はその先輩、病院や薬局などを専門とした設計会社です。ご存知のように設計会社も値段競争で大変な時代。マンションのくい打ちデータだって改ざんしちゃう時代ですから。ところが先日その先輩に「ヘルプコール」があったそうです。
何でも入札で落札した企業に内装をお願いしたのですが、結局施工したのは下請け会社。ということで思い通りの使い勝手のよいものにならず工事を中断、「ここはやはり○○さんだ」ということで先輩の会社に再設計の声がかかったそうです。
「本当は値段競争にうんざりしているはずなんですよ」とその先輩。「鳥原さんの会社の企画力ならチョットした広告代理店と同じ。中堅中小企業なら間違いなく喜ばれますよ」って。うれしい言葉をもらいながら現実にはなかなか伝わらないジレンマを抱えている当社です。
□先輩に評価いただいた理由
実は先輩と出席していたのは「カラーユニバーサルデザイン」の例会。色のバリアフリーの勉強会です。その先輩、私がずっとその活動をしているのをご存知で、一方で環境活動を媒体に取り上げられているのも知っていたので先の有難い評価をいただいたのです。
そんな言葉をいただきながら、我々がめざしている現場を持った「お客さまお困り解決業」への歩みは間違っていないなとあらためて感じました。そしてこうした取り組み本当に評価をもらえるまで時間がかかるなぁと。
□やっていることが正しくってもそれを使ってもらわなくては
「社会貢献だ」「いい取り組みだ」といっても慈善事業をやっているわけではありません。もちろん商売の為にやっているのでもありません。消費が先細っていく中で企業価値を向上していくためには大切な考え方だと私は「信じて」やっています。
「信じている」そう思わなければ続けられません。一方で先の先輩に言っていただいた有難いアドバイスを具現化していくためにどうしていったら良いか。それがトップである社長の務めだとも思っています。
「社長の仕事はアイディアを出すことだ」経営の師匠である二条彪さんの言葉。また「みらいを作りなさい」は田中典生さんの言葉。言い回しが違っても手帳が埋まって喜んじゃあダメっていうことですね。さて次は・・・ただいま思考中です。
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