おはようございます。本日もある会社の社長に来社いただきます。その方、創業社長ですが一本筋の通った方、ということで通常の来社と違い背筋がピンとなります(汗)・・・ということで今日も会社見学についてのお話です。
会社見学の後に多くの方にアンケートに答えていただくようにしています。見学した感想だけでなく「こんなオフィスツアーも良いのでは」というお知恵もいただくことにしています。
大切にしているのは製造業はじめ同業他社の方のご意見。自社では気がつかない部分になるべく「ダメだし」もお願いをしています。会社見学は当社の大切な発信の機会ですが、お客様を代表してのチェックの場でもあると思うのです。
たとえば自動車関連の生産管理を経験された製造業の社長様からは配送予定の製品置き場についての指導をいただきました。製品の配列を変えることで「取り出しやすくなる」、さすが自動車関連を経験されるだけのご指摘でした。
先日は社員の方と来社された社長様から工場美化の指摘をいただきました。一見綺麗に見えている生産現場。しかし綺麗だからこそ目立ってしまっているある場所の油汚れ。いわれてなるほどと。
□外部からの目は生きた教科書
セミナーや研修で知識として5S活動の極意を学ぶことはあります。生産管理のセミナーに行けば知識として生産管理を学ぶ事はできます。要するに理屈を知る事はできますが、一方で現場はそれぞれ会社によって違うもの。
「業種が異なるから」一方で「業種が同じだから」目に付くことがたくさんあります。それは何もいい所ばかりじゃないもの。だからこそ次回来社いただいた方にはよりいい物にしてみていただきたい、これが自然な考え方ではないかなと思います。
□理屈が生きるのは改善に移す時
いざ改善を進めていこうと思った時に、学んだ理屈が生きてくるのではないでしょうか。その為の第三者意見はとても大切にしたいと思っています。「すごいでしょ!! 見てください」ではいけません。
先の同業他社の会社では当社を見学して早速実行に移した部分があるといいます。そんなことを聞くと私たちも素直にうれしいですし誇りに感じます。だからこそ率直に指摘してもらうことも私たちにとってお客様からの声だと思うのです。
□テーマパークに向かって
会社そのものが教材、この表現はひょっとすると不謹慎かもしれません。しかし常に「見られている」そうした緊張があって成長するのだと思います。そしてそれが生きた社員教育ではないかと。
来月も高校から40名の見学希望者が・・・(汗)。次世代を担う印刷関連の高校生が来社されます。印刷の楽しさを発信する為に指摘いただいた部分を活かして環境美化に。テーマパークにまた前進です。
コメント