ファミリーミュージカルえんとつ町のプペル劇場版が
11月14日から28日まで行われています。
舞台は東京キネマ倶楽部という場所。
元々はグランドキャバレーの設備を利用しているため
コンサートやパーティーに向いているのですが…。
🙁 舞台用の設備ではないので照明をぶら下げるバトンがない
🙁 そして舞台セットの展開もできない
およそ舞台とは似つかわしくない場所での公演だそうです。
通常の公演という考えであれば
照明が隅々まで届くような舞台演出がしっかりとできる環境で
演出に適した場所で講演をしますが。
今回は真逆
あえてそれを受け入れての今回の公演
と…演出する西野亮廣さんが言っていました。
この公演を他の場所でやることを想定した場合
どこでも恵まれた環境でやれるわけではない
あえて恵まれない環境でのやり方を確立したら
どこでも舞台が組める
聞いてなるほどと…。
これって逆転の発想でありプラス思考の最たる物ではないでしょうか。
➡ ○○があれば…
➡ □□がいれば…
完璧に近い環境を想定しついつい人は無い物ねだりをします。
もちろん僕もその一人です 😥
しかし完璧に環境が整う場合がどれだけあるでしょうか?
ある環境の中でやれることを考え知恵を絞る
当たり前ではありますが、SDGsの関わりとはまさにこのことです。
トレードオン
相反するものを解決していく思考
SDGsに関わることで最も必要なのはこの思考です。
特に5年先、いや1年先でさえ不透明な時代です。
いまの時代ダメと思考停止した時点で
SDGsが目指すバックキャスティングはできません。
ちなみに今回は観客数も通常とは違ってかなり少ないそうです。
これもチケット収益で劇を成り立たせるわけではなく
オンライン配信などの収益も含めての今回の企画だそうです。
いままで○○だったから…。
2030年に向かって考えるにはとても邪魔な思考。
そういえば先日のメッセナゴヤの会場でのオンライン配信
お客さんなんか誰も見ない・・・
ところが違いました。
➡ できないからどうしようではなく
➡ できるためにどうすれば、如何に工夫するか
実行を前提とした彼の試み我々の学ぶべき点が多いです。
2030年に向かうヒントとは
現状に甘んずることなく、不可能を可能にする姿勢です。
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