昨日は24年ぶり(今朝の新聞には23年ぶりとなっていますが…)に教え子たちとの同窓会でした。学年全体では初めての今回の開催、というのも卒業の時に埋めたタイムカプセルを出すためです。
もともと彼らが成人式を迎える際に出す予定のものでしたが、ここまで引っ張ってしまいました。280名のうち100名を超える卒業生が参加し、ほぼ全員の教職員も参加。あっという間に当時へタイムスリップです。
当時はスクールウオーズという言葉がはやった校内暴力が社会問題となった時、ご多分にもれず彼らもなにかと生徒指導で手を焼きました。そんな彼らもアラフォー世代、社会を担う立派な大人です。
苦労して取り出したタイムカプセル。中には彼らが中2の時に行った「立志の集い」で書いた自分の決意が書かれてある短冊も無事に残っていました
その後の懇親会でひとりひとりに手渡したこの短冊。24年の時を越えて手渡す事ができました。書かれてある言葉に何か照れくさい部分もありながら、書いていた時の状況もまた思い出話になります。
ひさびさに会った彼らとの時間。「ブログ読んでいます」と言った教え子。ここにも隠れた読者がいたことにあらためて感謝です!!
当時の学年主任の先生の思いで行った今回のタイムカプセル。ずっと気になっていたそうですが、お元気で昨日も参加していただきました。当時一番苦労されたお立場の先生に、今回のイベントは何よりものプレゼントだと思います。
先生たちとも生徒指導での苦労話が今では笑い話に。卒業生も含めて「同じ釜の飯を食った仲間」という感じでした。厳しい叱責をされたとか、それでもかばってもらったとか…。「叱ってもらってよかった」なんていわれちゃうと年のせいか目頭が熱くなります。
私にとって今の社員教育の原点は彼らとの時間を過ごした経験があればこそ。わずか8年の教員生活の3年間彼らと過ごした時間が私の今の社員教育の原点です。いうなれば教え子たちが私にとってのお師匠さん。
隠れた読者の為にブログもまたまた続けることができそうです。出会いに感謝、そしてまたの再会を楽しみにしています。
コメント
同窓会のこと全く知りませんでした。先生のブログを見て知りました。現在、石川県にいます。(公立高校で理科教諭をしています。)タイムカプセルに入った私の書いた短冊はどうなってしまったのでしょうか。教えてください。