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後輩に自戒を込めて送った言葉

日 記
みなさまの熱心な姿勢にただただ感謝です。お疲れ様でした。私の自撮りにもこうしてお付き合い頂きました。

おはようございます。昨日はかつて所属した異業種交流のグループの例会で講師を務めました。グループの年間テーマが「経営者の覚悟と実践」、そのひとつのコマを私が受け持つ時間でした。

私が付けたサブタイトルは「天職を転職した後継社長の場合」という洒落のようなタイトル。天職と思っていた教職を転職していかにやってきたかを自分なりに振り返って数々の失敗をお話しようと思ってのタイトルです。

ところで教職にいたということでよく人から「人を育てるのが上手い」と言われます。しかし事実は全く逆です。むしろ人を育てるのはかなり下手だなと思っています。明確な理由はないのですが、人の表情に敏感なんだと思います。

その要因は教職時代の経験。子供は色々な信号を発信します。その信号は言語になっていることよりも行動や表情、場合によっては仕草などから伝わることもあります。おそらく当時の経験が自身で敏感になっているんだと思います。もちろんいい事もあるんですけどね。

小学校の卒業式での写真。若かったでしょ(^^)

小学校の卒業式での写真。若かったでしょ(^^)

一方で教職時代に心がけていたことがあります。それはどんなことでもたとえ教室の清掃でも、必ず子供たちと一緒に動くことを心がけていました。決して指示命令だけをするのではなくまずは自身で動くことを・・・。

先生が動けば同じように子供たちも動くようにと自覚が出ます。これは何も子供たちだけの世界ではなく、大人でも同様ではないでしょうか。ところが役席や立場を与えられるとついつい人は指示命令が仕事だと思いがちです。

自身が部下の時代であった時、指示命令だけの上司の下では気持ちよく働くことができないことを肌で感じていたはず。一方で「ここまでやるのか」という上司には気持ちの上で信頼していたと思います。

□指示命令が仕事ではなく黒子に徹する気持ちで

理想の上司の要因のひとつに「成長をうながしお互いを尊重する」姿勢だといいます。「オレがオレが」ではなく「おかげ様」という気持ちでしょうか。またそうした人たちは部下や後輩の表情や所作に気を配れる人ではないのかなと思います。

ちなみに「分かってくれない」と思ったら相手の立場で思考してみる・・・上司に求められる思考だそうです。人はついつい「分かってくれない」と思ってしまうもの。しかしこの気持ちが強い間は相手の気持ちを察する域まで達しないようです。誰でも人は「自分では正しいことを言っている」と思っているはずですから。

□人に話したことは自分でも聞いている

以上が後輩の人たちに話しをした内容です。偉そうに言っているでしょ・・・(苦笑)。でもね、これ自身への言葉なんです。この年代になるとこんな当たり前のことをなおざりになってしまいがちですから。

会員の皆様、ご拝聴ありがとうございました。お互い正しい経営に邁進しましょう。

みなさまの熱心な姿勢にただただ感謝です。お疲れ様でした。私の自撮りにもこうしてお付き合い頂きました。

みなさまの熱心な姿勢にただただ感謝です。お疲れ様でした。私の自撮りにもこうしてお付き合い頂きました。


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