2022年版のバナナペーパーカレンダー
実は今回からバナナペーパーの質感が変わりました。
以前は和紙らしく
片面が平滑でツルッとしているものの裏面は毛羽だった感触。
習字の紙を想像するとお分かりかと思います。
品質改良が進み今回のものはより平滑が進み、
また裏面の毛羽立ちがかなり抑えられています。
オフセット印刷にどこまで適しているかは検証が必要なものの
デジタル印刷機での再現性はかなり進みました。
絵や写真での印刷再現にとってはより改良されたといえます。
一方で改良により和紙らしい質感が少なくなりましたので
人によっては残念 😥 と思われるかもしれません。
➡ 和紙の質感をとるか?
➡ 絵や写真の再現を優先するか?
好みは人それぞれかと思います。
デジタル化が進み紙媒体の減少が進んでいますが
一方で紙の質感を大切にするものがあります。
画集とか書籍などがそれです。
店頭に置かれている書籍は
表紙や本文そして表紙周りの帯など
実はかなり拘っているのです。
また書籍や雑誌、カタログなどのページ数が多い
文章、写真の配置なども一般の人が自前で制作したものと
読みやすさが違います。
エディトリアルデザイナーが文字の配置をデザインしているからです。
弊社では5人の自費出版アドバイザーがいます。
紙の質感や表紙の装丁など
意図に合ったアドバイスで本づくりのお手伝いをしています。
実は出版社の流通に乗らない本もたくさん出ています。
そんな内容を昨日スタッフが書いてくれました。
これから文字情報に対する形は二極化します。
➡ 高級なもの、大切に形に残したいもの
➡ 部屋に置いておきたいもの
そうしたものが紙媒体として残っていくのでは…。
マルワの2030年の目標はペーパーロスレスです。
印刷会社でありながら…です。
ロスを減らすのは当然ですが、ペーパーレスとは…。
紙媒体の高級化への移行です。
そのために先のアドバイザーの育成に努めています。
持続可能を進めていくのは
➡ 今に留まらず常に進化すること。
マルワのSDGsの関わりのベースは常に進化です。
➡ 句集や写真集、作品集
➡ 士業や講師の方であれば講演や授業に必要な書籍など
遠慮なくご相談ください。気軽に発行できますから。
https://www.himekikakushuppan.com/
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