おはようございます。私は名古屋商工会議所の環境企画推進部会の委員を務めています。そこで議題に上がるのは中小企業にいかにして環境活動を取り組んでもらうか。「省エネ効果をもっと伝えれば」という意見も出ますが、省エネ効果が出るのはやはり規模の大きい会社に限られます。
アンケートに「中小企業が取り組むには活動通してビジネスチャンスを実感できることではないか」という書き込みがあったのですが、これ実は私が書いたんですけどね(苦笑) 「マルワさんは余裕あるよね」って言われますが、全くの誤解です。先の書き込みは私の「本音!!」ですから。
ということで今日は私なりに「小企業らしい環境活動の取り組み方」について書いてみたいと思います。ちょっと大袈裟ですが「めちゃ簡単です」から。
□「環境といえばマルワ」といわれようになったのは
コトを始めるには何事もスタートがあります。環境活動の第一歩はISO 14001を取得したときに始めたこと。キーワードは「無理なく継続できる」こと。それは・・・。
- ごみの分別→名古屋市はごみの分別がかなり細部に渡っているのです。それをビジュアル化して徹底監視。スタート当初は係がごみの分別徹底のために朝礼で間違いを発表をしたくらいですから。
- 会社周辺の清掃活動→週一でも良いので社員で会社回りの清掃をするだけ。お陰さまで今では毎日やってましたけどね。でもこれだけでご近所さんの好感度はアップします。
●ガソリン消費量の計測→記録を取って発表するだけで間違いなく意識化につながります。人は数字に敏感ですから。 - 環境活動を記録に残す→一年間の活動を記録してお客様に発信するだけで立派な環境報告書。いま思うとなんと稚拙な内容(苦笑)ですが、中小企業で出しているところがほとんどないですから目立ちます。いまではCSR 報告書と言いますけど。
□当時はこれを「環境活動」って言っていました
スタートはたったこれだけだったんです。しかしこれを当時は胸をはって「環境活動」って言っていました。「環境といえばマルワ」と言われるようになったのは、堂々と「やってます感」を出したからだと思います。そしてただ続けただけ。その蓄積が記録となり認知され、発信側の我々も意識が高まったというわけ。
□えっ、そんなことやってるじゃん!!
その通りなんです。どの会社もやってます。だからそれを続けて「やってます感」という形にするだけなんです。もちろん現在はバージョンアップしてますけどね。その話はあらためて。ぜひトライしてください。
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