先日ある行政の会議にリモートで出席をさせていただきました。
メディア・ユニバーサル・デザイン協会の理事という立場です。
この行政では多くのユニバーサルデザイン施策を
長年にわたって一生懸命に取り組まれています。
個人的見解ですが、そらく全国的にこの取り組みはトップクラスです。
今回は新たな計画を作るにあたり対外的な我々へのヒアリングです。
今回の計画骨子のキーワードにSDGsがありました。
SDGsというキーワードを如何に織り込んでいくか
それが係りの方からの相談でもありました。
案の定出席者から
唐突感が否めない 😥
という意見が出てきました。
2016年からスタートし5年が経過。
ここでこのキーワードを持ち出すことに対する違和感です。
弊社に相談がある大多数は以下の理由です
➡ SDGsをやらなくてはいけない
➡ 理由はよく分からないけど上が言っているから
従って今やっていることを17のアイコンを結びつけて
やってます 😕
というメッセージをまずは発信しなきゃ
今年になって急に騒がしくなってきたSDGsに対する戸惑いです。
ところが、先日のブログでも書いたとおり、
今の学生はSDGsについてかなり知っています。
なにせ小学校の教材にさえありますし
中学受験の参考書の横にSDGsの参考書が並ぶのですから。
従って付け焼き刃的なやり方を若い人は見破ってしまいます。
彼らにとってSDGsは当たり前なのです。
誰一人取り残さない
このキーワードはあたかも弱者を相手にしているように感じます。
しかし決してそれだけではなく
自社も取り残されないようにしなくてはいけません。
そのために必要なのは2030年にあるべき姿を描く
😉 ようは夢を語る
🙂 そしてバックキャスティングで今やるべきことを考える
というメッセージはマストです。
むしろ同じ関わるならその方が関わる人も
見る人も面白いんじゃないかと…。
ところでこれって突飛なことではありません。
2030年は遠い未来なので、時系列で考えると
目先の一歩は意外に小さなスタートですので。
とはいえ大きな組織は大変ですね。
我々外部は勝手なことを言いますし…。
改めてSDGsというのは中小企業に合っているなと・・・実感です。
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