おはようございます。来週かつて所属した会で講義をする機会があります。資料作りをしながらふと当社の「らしさ」ってなんだろうかと思ったのです。皆さんは自社の「らしさ」って明確ですか。
実はこのお題はいつかの早朝勉強会で出た言葉です。その時出席していた多くの社員からでたのは「業界内ではそこそこ知られている」ということ。一方で発信はしていてもそれがなかなかお客様との関係性には繋がっていないと言うこと。
と、ある社員が「それだけ業界内では認知されているなら、業界内にお客様を見つければ良いのでは」という意見。実はその意見が出たのは営業ではなく現場を預かる社員からの一言でした。
□確かに同業者からみれば非日常かも
業界紙にも取り上げていただき、またいくつか取材をいただくことがあります。当社の取り組みが我々規模の印刷会社として珍しいからだと思いまし、一方でそれだけ危機感を持ちながら何をやっていいかわからない同業他社が多いということです。
先週の「会社見学」では協力会社の方に多数来社いただきました。一月前には県外から同業者に来ていただいています。当社では普通に取り組んでいることですが、ひょっとすると日々やっていることがサービスになるかもしれない・・・先の社員が発言した背景です。
□認知いただく場所にこそチャンスも大きい
知らないところから買うよりも知っているところから購入したい。今は「関係性の時代」といい、「知っている」「認知されている」「特別感」が購入のきっかけだといいます。業界の平均社員数規模である当社の取り組みは、ひょっとしたらお困りごとに答えられるかもしれないなと感じます。
実はこの勉強会、繁忙期ということもありしばらくお休みをしています。かれこれ二年近く続けていますが、先の意見が出るのはこれもひとつの成長の証かも知れません。考え方や気づきの異なる人たちが感想をシェアする、たったこれだけですが、問題意識の共有ができる成果かもしれません。
地道な活動ですが、先の「マルワらしさ」についての社員からの意見を聞くと成長していることを実感します。結局これも「マルワらしさ」ですよね。
コメント