いまから36年前の夏
家内と東北旅行を楽しんで帰宅した翌日でした。
当時教員だった自分は部活指導から帰宅しテレビをつけた直後に
夕方のニュースの時間に
日本航空123便羽田発伊丹行きの飛行機がレーダーから消えたという一報が…。
今日8月12日は
日航123便が群馬県御巣鷹山に墜落し520名の犠牲者を出した日です。
生存者はわずか4名。
➡ おばあちゃんのところへ一人で行く小学生
➡ 墜落に向かって旋回している最中に家族へ遺言のメモを残して人
➡ 「上を向いて歩こう」でお馴染みだった坂本九さんも搭乗
多くのドラマがありました。
遺族がつくるメッセージ集のタイトルから
茜雲忌(あかねぐもき)とも言われています。
後に圧力隔壁の修理が原因などと言われています。
あれから36年が経過し、整地されたとはいえ
恒例となった遺族には現地にお参りに行くのもつらい山です。
ネットもない当時、教員でしたので自宅にあった社会科の地図帳を見ながら
ニュースを見ていました。
どの局も緊急特番となり
機体が見つかったのは夜が明けようとしていた頃では…
後にクライマーズ・ハイという題名で
横山秀夫さんが小説にされ、映画化されています。
つい昨日まで搭乗していた飛行機が墜落
ましてや当時最新鋭で安全と言われていたジャンボジェットが落ちる
自動車事故に比べると航空機事故はかなりの確率で安全と言われています。
それでも絶対という言葉がないことを思い知らされています。
8月というのは6 9 15が代表的な数字と聞いたことがあります。
6は広島原爆の日 9は長崎原爆の日 15は終戦記念日
でも僕の中では12も忘れられません。
不思議ですが6,9,12,15と3つ置きです。
今日から夏休み。世間では盆休みと言います。
お盆…祖先の霊を祀る一連の行事です。
我が家の仏壇横にも盆提灯。
生きることの意味を改めて振り返ることのできるお盆
これも後世に残したい大切な思いですね。
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