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現場を知っているのは強い

おはようございます。最近お客様にプレゼンをする機会が多くなってきました。先日はプレゼンをした後に「来年度の予算でどのくらいの費用を確保すればいいですか」と初めて聞かれました。

初めての経験でしたが、それでも当社は販促品やメディア・ユニバーサルデザイン、そして環境活動など折を見て積極的に提案してきた会社です。しかし「予算確保」という言葉まで聞くことはありませんでした。

その理由は昨年入社した社員の加入です。広告代理店務めが長かったこの社員。確かに企画書の書き方も内容もトレンドを掴んで質の高い構成になっています。しかしそれはあくまで表面上の理由。本当の理由はお客様が必要としているものを的確につかむ部分です。

「ヒアリングが大切」と言います。わかってはいますが、お客様の「必要とする」気がつかない部分を掴んでいくことって簡単ではありません。当社も専用のシートを今までも使っていますが、表面的な部分しか掴めていませんでした。

こう使えば紙の面白さも生きます。

こう使えば紙の面白さも生きます。

□気が付けばもの売りしてました(^^;)

我々印刷会社がやっていたのは「印刷」と言うもの売り。モノを生産していますので、作り出すものを大切にしたい気持ちは当然のこと。ところが知らないあいだにその比重が大きくなってしまっているのも事実だと思うのです。

どんなに良い提案をしても、どんなに良いものを作ってもお客さんが必要と感じる投げかけをしない限り商材やサービスとして成り立たないのだと特に最近は感じています。それだけ情報もものも溢れているんだなと。

よくわからないのですが、石川県輪島ののぼりも

よくわからないのですが、石川県輪島ののぼりも

□現場を知っているのは強い

先日パネラーでご一緒した日相印刷の荒井さんも広告関係。印刷は発信媒体のひとつと、一方で印刷がないとうまくいかないともいっています。当社の先の社員も現場を見て「いかに我々がおおくの方や企業のバックアップに支えられていたかを知った」と言っていました。
「現場を知る」そして「現場を持っている」大切さを感じた上での提案は強いなと彼を見て思っています。だから紙を否定するのでなく紙の素材のいいところを使い、メリハリの良い選択ができるのだと思っています。

一歩ずつですが、マルワの次なる絵が少しずつですが描きつつあります。「広告代理店には聞けないけどね・・・でも何かアイディアが欲しくって」そんなお客様のお役に立ちたい、現場があるからこそ素材の良さがわかる・・・当社は今からが進化です。

彼の頭の中にはアイディアがいっぱい。

彼の頭の中にはアイディアがいっぱい。


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