20年近く前にお邪魔した長崎。
その時にお邪魔した原爆資料館。
そこで目にした原爆投下後の悲惨な様子を目にして
いつもは足早に通り過ぎる博物館とは違った
時間を絶つのも忘れて見学したのを覚えています。
今日8月9日は長崎に原爆が投下されて日。
推定24万人の人口のうち7万4千人の命が奪われたといいます。
人類史上2回目でかつ最後の投下の原子爆弾。
戦後76年が経過し太平洋戦争の体験の風化の危機とも言われています。
語り部の多くが高齢となり若い人たちに受け継がれています。
そうした中でのこうした原爆資料館の役割は大きいなと感じます。
私の父は海軍予科練習生(通称:予科練)として呉で終戦を迎えました。
人間魚雷の訓練を受けていたようでもう少し戦争が長引けば
僕自身はこの世には存在していませんでした。
そんな父は母校東邦商業高校(現:東邦高校)の同年代で作る
東邦辰巳会の幹事として晩年汗をかいていました。
自身が予科練の時、三菱重工名古屋工場で
学徒動員だった多くの同級生を亡くしました。
晩年は母校の「平和の碑」の建立にも尽力しました。
残念ながら建立前に他界しましたのでそこには立ち会えませんでしたが…。
そんな父が常々口にしていたのは
印刷という仕事はその時々の出来事や人の思いを形にしてお役に立てること
そんな思いもあり人が面倒がる文字組版での印刷業を始めたそうです。
それが今のマルワのベースとなり
新聞や会報、そしてパンフレットや書籍と言った仕事に強みを持つDNAが受け継がれています。
今は6名の自費出版アドバイザーの資格を持つ社員が。
記念誌や自分史、研究録などの製作のお手伝いに携わっています。
自分の体験や思いを大切な記録として形にする
これが自費出版の役割であり使命です。
持続可能な開発目標とは
時代が変われども
普遍的なものは形を変えずに後世に伝えていく
こと
小部数でも構いません。いや、少部数の方がありがたいです。
いつでもお聞きください。
弊社のアドバイザーが丁寧にご対応させていただきます。
詳しくはここをご覧ください。
http://www.maruwanet.co.jp/service/book.php
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