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石油ストーブ

秋を通して冬???なんていう天気予報も流れるこのところの天気。少し前までは最高気温をチェックしていたものの、気がつけば最低気温をチェックしてしています。

当社のサーバールームは先週半ばまでは24時間冷房がかかっていました。それがあっという間に必要無くなってしまうというのはなんともせわしい秋の到来です。

家電量販店では石油ストーブが売られていると聞きます。電力不足の計画停電や節電意識の高まりが大きな理由ですが、驚いたのはまだこうしたタイプのストーブが生産されていたという事。石油ファンヒーターが主流だと思っていましたので驚きました。

この石油ストーブとっても便利だと思います。反射板のおかげで思いのほか熱が大きいですし、またやかんを置いてお湯を沸かす事が出来たり、お持ちだって焼けます。多分今のもそうなっているはずですが…。

お湯を沸かす事で部屋の乾燥を抑える事ができます。暖房だけでない「多機能さ」は意外に昔の方があったのではないでしょうか。

こうした石油ストーブが姿を消したのは、あくまで個人的な感想ですが、「危険」だからだと思います。子供が誤って触ったり、何かの拍子でお湯がこぼれたり・・・そんな危険があるからこうしたタイプが少なくなってきたのでは…もちろん何の根拠もないですが・・・。

事前の危険を察知して多くの道具が改良されてきました。ただあまりに過保護過ぎてしまい、痛みを知って学習する「生物としての本能」のようなものが段々と衰えてきているような気がします。

乱暴な言い方ですが、「痛い目」をして学ぶ事もあります。また事前に使用時の危険な事を察知していく事も大切だと思います。今回の石油ストーブもそうした危険をきちっと皆で認識していくいい教材だと感じています。

ぜんざいの入った鍋にお餅をいれて・・・そんな事しませんでしたか。ストーブの周りに人が集まって・・・昔の道具は案外「人に優しかった」かもしれません。


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