少し前ではありますが、川崎信用金庫にて
弊社のSDGsの取り組みについてお話をさせていただきました。
創発塾という若手経営者の会。なんと22年も続いているそうで、
先代からバトンを受けて今学ばれている後継者の方も数多く参加されていました。
この創発塾は地元の中小企業の発展のためにと
当時の理事長が懇意にしている
経営コンサルタントにお願いしてスタートしたそうです。
確かにやる気のある経営者の方ばかり
グループワークでの話し合いも実に熱心でした。
さて質疑応答の中でこんな質問がありました。
思いもやらない社長を引き受けることになりました。
社員の人たちへの訓示で
「会社の発展は君たちにかかっているから」
と話をしたところです。
突然の自身の社長就任の事情は理解しているようですが
なかなかその危機感が社員から伝わりません。
理念や社員教育など課題が盛り沢山ですが、
如何に今の会社にされたかを教えてほしい
そんな質問でした。
で…僕の回答は
依存心を捨てることです。
君たちにかかっている 信頼している
というメッセージで期待を込めて発信しがちですが
言われる方は
🙁 そうはいっても経営者ではないし、それは社長の仕事でしょ…
と思うのが常。社員の気持ちになればすぐに理解ができます。
SDGsを如何に浸透していったらいいか
そんなお悩み、相談があります。しかし総じて感じるのは
社員が如何に関わるかの
「やってもらう」感満載
大企業はマンパワーがありますから
ウオッシュの批判があってもグローバルな形で関わるのはアリです。
でも中小企業は人的資源に限りがあります。
社長の率先垂範しかありません。
なぜSDGsなのか。そもそもそこから紐解き
社長の言葉で明確に話ができることです。
ここが曖昧な企業さんが多く、曖昧なため社員は戸惑います。
その後SDGsの学びの場の提供と会社の強みをつかむワークショップの開催。
そんなストーリーです。
🙁 任せたよ…
聞こえはいいですが、事情を把握しない社員との軋轢や調整で
担当社員は苦労します。
SDGsの浸透に必要なことは依存心を捨てることです。
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