父親は70歳で社長を僕に譲り、75歳で会長を退任。
完全引退後4年ほどで他界をしました。
引き金になったのは認知症です。
認知症もいくつかの種類があり
一番多いのはアルツハイマー型認知症ですが
先代はこれではなくレビー小体型という幻覚や幻視が見えるものでした。
自身でも認知症が進行していることを自覚していたようで
緊急手術も家族の判断で見送りあっという間に他界しました。
頭脳明晰で頭のキレる、そして計算の達人の父親でしたが
日に日に壊れていく様を家族として目にしていました。
日本のエーザイと米バイオジェンが共同開発したもので
近く米国で承認申請されるそうです。
従来の薬とは違い、長期にわたって抑制する機能がありますが
認知症初期の段階で投与すると言います。
今年、自身は63歳。そろそろ投与に該当する頃でしょうか 😥
ところで愛知県は
あいちオレンジタウン構想第2期アクションプラン
を策定しました。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/chiikihoukatu/aichiorangetown-2.html
「認知症に理解の深いまちづくり」の先進モデルをめざすための取組です。
この中には企業としての役割も明記されています。
認知症対策に積極的に取り組んでいる企業・大学が
「認知症に理解の深いまちづくり」の「パートナー」になることを宣言
とあります。
自身が高齢者の仲間入りの年代を控え
認知症は他人ごとではなくなってまいりました。
だからわかる
認知症の立場に立つ思考
通常の人から見ると特別な人と思いがちですが
認知症の人たちのとっては当たり前のことがたくさんあります。
そこで活躍できそうなのがメディア・ユニバーサル・デザインです(MUD)。
ついでにこれもぜひ!!
情報のバリアフリーと言われるMUD
これからは認知症の人にとっても優しいまなざしでないといけません。
SDGs3 すべての人に健康と福祉を
日本は立ち遅れていると言います。
➡ この部分で役に立つ商品開発やサービス
➡ 本人だけではなく周りの人が喜ぶ環境づくり
ここに関わることが社会貢献であり
マルワのSDGsが目指すビジネスを通しての社会貢献です。
印刷会社だから、デザインに携わるから、情報発信に関わるから
我々だからできる・・・そう思うと未来が創れるかも…。
コメント
認知症は若年層であっても有り得る病気なので他人事には感じられませんネ!
「我々だからできる」という意識を持って認知症と向き合わねばなりませんな!!