プライベート機での旅行プランが
松坂屋旅行センターから売り出されています。
二泊三日で、北海道や九州旅行の商品で
密を避けての旅行需要が増えるとの予想で企画されました。
露天風呂付きの客室や小規模旅館
の需要が増えているのが背景にあるとか。
ANAのビジネスジェットを利用するこの旅。
気になるお値段は4人の利用で一人200万円から
なにせ「から」ですから 😯
各日程は6人までのこのプラン。
不特定多数との接触がない移動手段で
旅行を楽しみたい富裕層向け。
半端ない富裕層向けですねぇ。
コロナ前、各旅行会社は大型バスやパック旅行で大人数を募集して
旅館や移動費用を値打ちに仕入れて利益を得ていました。
団体旅行というのはそれなりの収益モデル
しかしコロナ禍となりこうした需要が激減。
通常であれば考えも及ばない超富裕層へ収益を得ていく
コロナ禍だからこその企画です。
クルーズ船や海外ならいざ知らず、
国内旅行のそれも二泊三日。
庶民からしてみればあり得ないですよねぇ 😥
以前なら企画にもならなかったと思います。
しかしプライベート機というコンセプトは
それだけでも非日常となり
価格の高さに負けないインパクトは十分。
富裕層だからなぁ。
なんですが…。
ただ2030年に必要とされる会社を考えた場合
安心、安全というコンセプトを考えると
以前ならあり得ない、こうした企画もありです。
しかしながら富裕層とSDGsはなんとも結びつきにくい。
貧困や飢餓というキーワードがあるSDGs なので。
ただものも考えようでこうした人たちが
消費をしていく事でそのお金が循環していくと考えれば・・・。
詭弁でしょうか 😉
バックキャスティング言葉があります。
「未来を起点」に解決策を見つける思考法
SDGsでは大切なキーワードの一つです。
将来、宇宙旅行が現実とすれば
これだけの企画を今から出すことは自然かもしれません。
これも立派なマーケティングです。
弊社の関わる印刷物
紙の需要が減少していますが
高価なものほど印刷物で…そうした時代が来るかも。
それにしても二泊三日で200万円
需要はある予感。同時に格差社会も実感です。
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