二枚目俳優で喜劇ができる役者はごくわずかだと言います。
「うちの子にかぎって・・・」ご存知田村正和さんが最初に演じたコミカル路線。
その後「パパは」ニュースキャスター」「古畑任三郎」と代表作が続きました。
喜劇路線の打診があった際、
いま、受けないとこんな仕事はもう来ないと直感した
と後に語っています。
こんな役を…役者は求めてはいけない
作り手から求められる役にいつでも応えられるように
そう語っていたそうです。
弊社にもこの春新入社員が入社しました。
一週間に一度交換日記をしていますが
先日こんな書き込みがありました。
➡ 小さな仕事ではありますが、お役に立てたことがうれしい
新人らしいフレッシュな感想でした。
たとえ小さな仕事であっても成果を出すことでお客様に喜んでもらう
その積み重ねがファンづくりです。
この気持ちは忘れないように
こうメッセージとして返しました。
仕事に慣れてくると
➡ この仕事は僕ではない
➡ このお客様はどうも苦手なので…
とより好みしがちです。
また
こういう仕事をしたい・・・と明確ならともかく
仕事に対して受け身の状態でありながら
より好みをする輩も最近は多くなったと言います。
初心忘れるべからず
仕事に慣れてきて自分なりのスタイルができてくると
ついついわがままになりがちです。
そういう点で先の田村正和さんの姿勢はプロだな…と感じます。
新たなスタイルを今のうちに・・・
そういった思考ができる人は変化への対応ができる人です。
SDGs・・・持続可能な開発目標が目指すのは
2030年に必要とされる会社。
これは個人でも同じことがいえます。
必要とされる人に…
惜しまれて亡くなると言いますが
人生での自身の評価はその時にわかると言います。
きっと彼を取りまく多くの人と
良いパートナーシップで仕事をされていたとことでしょう。
心からご冥福をお祈りします。
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