ワンプという言葉をご存知でしょうか?
印刷前の用紙が包まれている厚手のクラフト紙のことをいいます。
この紙は包むことが目的なので、
防湿性を考慮するため片面を防水加工してあるものが多く
他への利用があまりありません。
実はマルワはこの紙を使って紙袋や封筒を作る
そんな試みをしていました。
サーキュラーエコノミー(循環型経済)
いままで「廃棄」されていた製品や原材料などを
新たな「資源」と捉え、廃棄物を出すことなく
資源を循環させる経済の仕組みのことをいいます。
アップサイクル
本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、
デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、
別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。
これらの考え方がこれからの
環境配慮のキーワードといわれています。
本来であれば破棄してしまう包装紙を
別のもの利用する試み。
さて、これだけであれば社内的なことです。
実は今回障害者の就労支援を目的とした一般社団法人と
ご縁ができました。
お陰様でこの法人に封筒や紙袋の制作を依頼するご縁がもとで
今回地元新聞に取り上げていただくことができました。
記事はこんな書き出しで始まっています。
環境と障害者雇用の二つ個問題を解決するプロジェクト
まさにSDGsが目指すパートナーシップそのものです。
実はこの件をクリアするには大切なことがありました。
それは高い品質を求めないことでした。
手折りのためどうしても
一点一点折り目がずれてしまい微妙に形が違うものができます。
障害者施設にとって規格に沿った商品を求められると
受注する仕事が限られてしまうのです 😥
みんなと違うことを受け入れてほしい
この商品はそんなメッセージを持っています。
SDGsというと社内に目が向きがちですが、
忘れてはいけないのはパートナーシップです。
17番目にこのメッセージがあるのは
多くの目標を達成するには
パートナーシップがマストだというメッセージです。
バックキャスティングやトレードオフの解決など難しく考えがち。
しかし目標達成のために
外部と協力し多様性を認める・・・
こう考えればSDGsに可能性を持たせることができ
みらいを創造しやすくなります。
パートナーシップで目標を達成しよう
最後に登場するSDGs17には
こんな大きなメッセージが隠されています。
コメント