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「ワクドキ・ワイガヤ」

意外かもしれませんが、若いころからF1好きです。ニキ・ラウダをご存知でしょうか。私が中学生から大学にかけて活躍し、レース中に事故に遭い大やけど負い全身70%の血液を交換しその後不死鳥のように復活したドライバーです。

そんな頃のファンでした。セナプロと呼ばれたアイルトンセナやプロストという時代よりも、ラウダのころよく観ていた気がします。

今年は日本人ドライバーの小林可夢偉が予選7位通過でしたので、決勝が期待されましたが結局13位。昨年の華々しい活躍を観ることができずちょっと残念でした。

モータースポーツの祭典F1。テレビ観戦はアップで見られますが、やはり耳をつんざく音やあの独特のにおいは、現場で肌で感じること。どんなに技術が発達しても、現場の空気感にはかないません。

そしてスポーツ観戦と言いながらこれも一種のお祭りだと。好きなチームの帽子やTシャツを着るだけでなく、お気に入りのチームをアレンジしてコスチュームをおそろいで着たり…。また思い思いの大きな国旗を振ったり…。さしづめこの中は一種のテーマパークだなと感じます。

華やかな模様の帽子も、一歩地元の駅に立つとかなりの違和感です。それがまた良いのでしょうね。また観戦マナーも良い。同じ空間で一体となって楽しむという思いがそうさせているのだと感じます。

一方でF1の代名詞であった「HONDA」のや「BRIDE STONE」というロゴを会場で見かけることがなくなり、元気だった日本企業が文字通り苦戦していることをあらためて実感しさびしい思いをします。

国内市場がモノからサービスに移っていると言われます。決して安くはない入場料。それでもこうした場所に足を運ぶのは心の満足に向いている表れだと思います。そしてその市場はやはり狭いもの。たってF1に興味のない人はどんなにチケットを安くしても行きませんから…。

どうしたらお客様に支持をいただけるか…そんなことをいつも考えていますが、ふと自分がこうした行動に出る背景を考えてみると、ちょっとしたヒントが隠されているかもしれません。その一つが「お祭り」。「ワクワク・ドキドキ」そして「ワイワイ・ガヤガヤ」…略して「ワクドキ・ワイガヤ」そんな声が聞こえてきそうな場所に、お客様が求めているものがあるのでは…ふと感じた次第です。
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