ただいま愛知県印刷工業組合では新人教育研修の真っ最中。
先日もブログで書きましたが、二回にわたって弊社の社員が講師を務めます。
その第一弾の明後日、SDGsとMUD(メディアユニバーサルデザイン)の講義。
ということで、昨日担当講師となる社員が
僕の前でリハーサルをやってくれました。
当日のシートは僕が作ったものですが、
このシートを自分たち仕様にアレンジして臨みます。
人前で伝えるときに大切にしていることがあります。
それは自分の言葉で伝える
与えられた原稿を、ただ棒読みをしては伝わりません。
このことは先のブログにも書きました。
シートをアレンジしていいと伝えたのは
書き換えることで自分事になるからです。
どんなに内容が良くできたシナリオも
自分の腑に落ちないと話をしていてもあやふやになります。
不思議ですがこれは間違いなく伝わります。
意識を外に向けて話すと上がらない・・・と言います。
自意識が強いと失敗ばかりを恐れてしまい内向きに意識が…。
結果聞いている人の気持ちを置き去りにしてしまいます。
話すことに対しよく褒めていただけますが、
それは聞く人の表情や頷き…意識を外に向けているからです。
だから最近のリモート講義は難しいのですが 🙁
さて二人の講師役の社員、
メディア・ユニバーサル・デザインは専門家ですから
自身のフィールドで話ができます。
問題はSDGs。この話をする社員は僕の講義を二度にわたって聞いています。
加えてSDGsの活動も5年目に入りました。
展示会やお客様のプレゼンで何度もSDGsを伝えている彼ですから
おそらく自分事として話ができるはずです。
SDGsの社内浸透について相談をいただきます。
😕 社長自らの声でSDGsに対する思いを話されたら如何でしょうか。
と伝えます。すると
😥 僕が伝えるよりは専門家の方に・・・
と言われますが、僕は専門家ではありません。
きっかけは作れても浸透はトップの思いが後押します。
SDGsは2030年をゴールとする必要とされる姿
必要とされるためにはトップの描く思いが不可欠です。
自分ごととしてSDGsの話ができれば
社内への浸透は始まったも同然。
どんな会社にしたいか。どんな未来を創りたいか。
そこが明確な人に伝えてもらうのが一番伝わりますから…。
コメント