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教え子社長

私の教え子、正確に言えば担任の先生は私の家内でしたが、先日彼と仕事の打ち合わせをしました。起業してかれこれ8年がたちますが、社員も20名を超え先々の売り上げもかなりの額の目標を立てています。

この教え子社長がとにかく頭がいいのです。本人は「運が良かっただけ…」といいますが、運を引き寄せる力があるような気がします。具体的なことは差し控えますが、秋元康のような…同じ風景を見ていても感じる部分が違うというか…。

経営者として父親の跡を継いで一回り12年が経過しました。振り返ると時代が今までよかったと思います。そしてこれから先、時代を感じて経営していく事の難しさを感じます。

同じものを見ていても、その事象が「そういえば先日の○○とコラボすればうまくいくのでは…」「かなりの投資がかかるものの、この企画を○○に持ち込めば・・・」といった感性が残念ですが私には足りません。そしてそのわずかな感性さえも時代の流れを感じることができなくなっていることの裏返しでもある…と思っています。

その彼…次々と新たな事業に進出していますが、振り返ってみると一歩筋が通っているような気がします。ぶれていないというか…。その時々の企画していく事業は「なんで???」「それはないでしょう!!」といったものばかり、つまりものの見方を普通にしているとまったく見えない部分を彼はちょっと見方を変えることで新しいビジネスモデルを編み出しているのです。

随分抽象的な書き方ですので「なんのこっちゃ」と言われそうですが、要は思考の回路が今までのビジネスモデルにこだわっていないという事。

昔から頭がよかった教え子。とかく学校の勉強なんて…と言いますが、確かに彼を見ていると「頭の良さ」が如何に経営に必要かという事をあらためて認識します。ここでいう頭の良さは…当然「柔らかさ」ですが…。

そしてもう一つ…彼はいつも「感謝」の気持ちが言葉となって出てくることです。彼がここまで事業を伸ばしてきた背景はこの「感謝」を感じる謙虚さにあると思います。謙虚な気持ちになることで「福」が訪れる…そんな気がしてなりません。

ビジネスの世界に、先生も教え子もありませんね。一回り若い教え子社長・・・思わず「コンサルお願い!!」なんて言っちゃいました(笑)。といってもそのコンサルそのものに私はついていけないでしょうが・・・(苦笑)。


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