なんだったかなあ?そらっ…
映画俳優の名前をはじめ以前なら簡単に出た言葉が
最近なかなか言葉として出てきません。
😥 いよいよかなぁ
と不安に思う自分。
父親は80歳を前に他界しましたが、
実は亡くなる5年ほど前に会社を完全引退。
日に日に自身の記憶があいまいになることへの葛藤。
あっという間に認知症が進む自覚があったようでした。
珠算の世界では有名だった父。
なんと暗算では三年にわたって日本一の強者でした。
頭の切れる人で、認知症なんて無関係と思っていました。
ちょうどその頃、渡辺謙さん主演の「明日の記憶」という
若年認知症の映画が放映されました。
認知症という病名が世間に知れ渡り
徘徊老人が社会問題になり始めた時。
気がつけば自身も還暦を過ぎ
冒頭のよう「明日の記憶」のように物忘れがひどくなってきました。
ところで最近ショックなことが… 🙁
同世代の友人が認知症のようなのです。
先日も仕事の打ち合わせでお会いした時に
このところちょっと記憶がねぇ 🙁
と友人の言葉。
確かに半年前から表情がなくなり
僕の顔を見てもしばらく気が付かないそぶりも…。
てっきりマスクをしているのが要因かと思ってはいたのですが
友人の言葉を聞いてこのところの挙動不審の謎が解けました。
とはいえ一線で働いている立場。
それだけに自信のない表情がなんとも痛々しいのです。
2025年には65歳以上の高齢者の5人に一人が認知症といわれています。
SDGsの目指すものは
温暖化対策などの環境問題にフォーカスされがち。
でも誰ひとり残さないキーワードは福祉にも。
年金、医療、介護は持続可能な開発目標としてマスト。
自身の身近にこうした状況を目の当たりにすると
他人事ではない…と感じています。
おりしも「認知症の人にやさしいデザイン」の議論があるといいます。
メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)を推進している弊社として関わることで
SDGs3.すべての人に健康と福祉を
の実現になればと感じています。
他人事や先のことでなくなってきた認知症。
社会課題として関わることを考えています。
コメント