マルイが商品を売らない店舗を誘致するそうです。
このところの百貨店はジリ貧傾向。
自身が子供の頃は百貨店といえば特別な場所でした。
買い物に我慢して付き合う楽しみは、
お昼のお子様ランチと屋上の遊園地で遊ぶ遊具
いま思えばなんてことないのですが、
子供心にはまさにテーマパークでした。
名古屋の中心部の栄地区は
休日になると駐車場に入る車で周辺は大渋滞。
しかし最近の百貨店は特に平日は店員さんの方が多い状況です。
今は郊外のショッピングモールへ。
➡ 屋根が高く広々とした空間、
➡ 遊ぶ場所も広くあらゆる世代が楽しめるお店の数々。
ファミリーのどの年代にも満足する環境です。
建物も古くなった百貨店では太刀打ちできないのが現実です。
一方でアパレル業界も厳しい状況には変わりありません。
そこで目を付けたのが先の売らない店舗です。
ここでは展示をして試着するだけで物売りはしないそうです。
昨今はネットで購入することに抵抗感がない若者たち。
以前ネットで購入できるようなスーツも開発されました。
それでもやはり実際に試着したいという要望もあり
今回の出展なのだそうです。
それでは出展のお店のメリットは…。
実は店舗に訪れた人の声を聞く場なのだそうです。
例えば
➡ 最近はビジネスマンのカバンはリュックサック仕様。
そうなると肩の部分がどうしても型崩れや生地が痛みます。
そうした声を製品作りの反映に生かすのだそうです。
😀 購入するのではないのでお客様も気軽に感想を述べられる…
店舗が全く違ったアプローチのコンセプトです。
見せるだけの店舗…SNSの時代らしい考え方です。
➡ これなら多額の広告宣伝費をかける必要もなく
SNSを駆使する若者には刺さるかも…ですね。
➡ 当然…百貨店も集客を見込める
どこまでの成果が出るか分かりませんが
2030年に必要とされるSDGs(持続可能な開発目標)
持続可能のための試行錯誤がしばらく続く気がします。
マルイもそこに出すお店も思い切った企画。
果たして費用対効果は…。
このぐらいの思考転換がこれから必須です。
尖って目立って集客する
持続可能な経営の道筋ですね。
マルワは何で尖るか…もう尖ってます。
尖ったものをこれからは横展開です。
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