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進化する葉っぱビジネス

“葉っぱビジネス”をご存知の方も多いと思います。日本料理の飾りに使う花や葉っぱを育てて、料亭や旅館に販売する事業です。徳島県の上勝町で高齢者の方たちがビジネスに参入し話題になっています。

最初に知った時はファックスで注文を受けマウスを扱ってコンピュータを使い、メールを駆使して…そんなことが話題になりました。

が…おばあちゃんたちはさらに進化しています。商品の受注にAndroidタブレット「GALAXY Tab」を活用している!!そうです。今までのファックスと違ってタイムリーに注文を取ることができ、それが売上アップにつながることからおばあちゃんたちの間ではブレークしているそうです。

おまけにその日の売上を簡単にチェックできる機能なども用意した事で、想定以上の使いこなしをしているという事でNTTドコモもビックリだったようです。

確かに彼女たちの使い方を読んでいるだけで、少なくとも私より確実に使いこなしていると思います。以前のPCの時も驚きましたが、まさか携帯端末まで…。

このことが実現した理由、おそらく高齢者の方たちが既にPCにすっかり慣れた事ではないかと思います。要はコンピュータを難しくとらえず、あくまで「道具だ」という意識を持つようになった事。その土壌があったからこその今回のタブレット端末の操作。いきなりこれ持たされたら絶対にわからないと思うのです。

畑仕事にタブレット端末を持って、注文があればすぐに出荷。その日の売り上げなどもチェックできるのですから、これは下手すると若者以上に時代の最先端をいっていると思います。

使いやすくするために、ボタンを大きくしたり、注文が入ると画面全体が赤い表示に変わったり…。分かりやすくしたする為に専用のアプリを開発したことが、高齢者でも使いこなせるようになった大きな理由。これこそ究極のお客様満足だと思いませんか。

通常こうしたIT機器は「年寄では無理!!」なんて乱暴な声が聞こえてくるもの。高齢者でも「使える」「できる」を実現するために、数多くの仕掛けをこのタブレットに入れたのが勝因ですね。

そしてもう一つ・・・この普及には高齢者の方の「生きがい」が後押しをしていると思います。「売り上げが目に見える…」これこそボケない生活そのものだと感じます。

ところで高齢者と言いましたが、実は圧倒的に女性が多いようです。やっぱり女性は強いですね。


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