実家近くの八事興正寺。
尾張徳川藩三代藩主徳川光友によって開祖された由緒あるお寺です。
小ぶりな五重塔は1807年に建立されました。
半世紀前の小学生の頃は写生大会の会場でもあり
境内には大きな広場があり草野球を楽しんでいたものです。
山門に囲まれた静かな八事山興正寺。
これが地元民にとっての印象です。
さて、半世紀が経過しました。
山門は無くなり左右に合った馬頭観音は姿を消しました。
なんと五重塔の前にはあるはずのない大仏まで。
以前は自由に入れた庭園も今は整備され有料に。
バリアフリーを意識してエスカレーターもあり
そして月に二回ある市とは別に毎月21日はマルシェも開催。
近所にいながら久しぶりに訪れた興正寺は別世界でした。
ここは少し前に住職と本山との間でトラブルがありました。
山門の撤去や隣の大学への土地の売却など
古くから知る人にとっては何とも寂しいことでした。
しかし実際に行ってわかるのですが、
➡ 元々お寺には人々が集まる場所。
➡ 集まる環境づくりや来て楽しめるところ
半世紀ぶりに来て感じるのは時代に即した変化は必須だということ。
老舗の和菓子店の味は時代に即して変えているといいます。
まずくなったと言われるのは時代に合わなくなるからに他なりません。
多くの人に支持されるためには
時代を読む環境づくりが必須だというのは
このお寺を見るとわかります。
SDGs持続可能な開発目標
2030年に必要とされる姿を作るためのヒントとなる
17の目標と169のターゲット
時の経過がはやくなりました。
➡ 5Gをはじめする情報通信の発達。
➡ デジタルトランスフォーメーション(DX)という名のビジネスモデルの新たな形
400年も続くお寺の歴史を大きく変え人が集まる興正寺
多くの方に来て楽しんでいただく使命を
時代に即して変化させています。
企業の寿命は30年といわれます。
弊社も創業64年目を迎えています。
三回目の新たな30年に向かって始動です。
そのために出会ったSDGsはまさにタイムリーです。
名古屋にはこんな素敵な場所があります。
ぜひ名古屋を訪れた際には足を運んでください。
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