ここに一冊の本があります。
東京でワッペンや刺繍の会社を手がける㈱ジートライの
合田陽一社長から送られてきた本です。
実はこの本、電子書籍がスタートなのです。
電子版から出た際に、すぐに購入して読ませてもらいました。
➡ 自身が後継として生まれ、
➡ 後継社長としていかに生きてきたか
その思いを素直な気持ちで言葉にして一冊の本に
最後は
僕は君が立派な跡継ぎになることを願っています。
なぜなら僕たちは跡継ぎ仲間だから
この言葉でしめくくられています。
同じ跡継ぎ後継社長としてとても共感できる本です。
ぜひ後継社長の方、またこれから予定の方に読んでほしい一冊です。
実はこの一冊には日本語のほかに、
英語、中国語、スペイン語訳が一冊に収められています 😯
後継の悩みは日本だけではなく世界中の方が持つ共通の悩み
それが多言語での発刊の意味だそうです。
工場のある中国はもちろん、
キューバやネパールなどにも出かけられる合田陽一社長らしい企画本です。
さて、この本を紹介した理由はこれだけではありません。
この本は先に紹介したように電子書籍からスタートしています。
我々印刷業界に携わるものは
紙→デジタルという切り口で考えがちですが、
これはデジタルで発行して紙に変えるという思想です。
業界外の人にとっては当たり前のことですね 😉
実際にこうしてデジタルを具現化された本を見たのは今回が初めてです。
まずはデジタルで発刊し、あらためて書籍として紙媒体に発行
出版するハードルがぐんと低くなります。
弊社には自費出版アドバイザーが6人います。
これは
➡ 良質な出版物制作を提供する「専門家」として
NPO法人自費出版ネットワークが認定し
原稿作成から装丁まで、
専門家の視点で出版をしようという思いの方たちに
適切にアドバイスをするこの資格です。
NPO法人自費出版ネットワーク
→https://www.jsjapan.net/pages/adviser
ちなみに私もアドバイザーの一人です 🙂
SDGs4 質の高い教育をみんなに
この目的には
全ての人への衡平な質の高い教育と生涯学習の機会を提供する
生涯学習へのメッセージがあります。
以前も障碍者の方の出版をお手伝いさせていただいたことをブログに書きました。
デジタル印刷機のおかげで少部数でも気軽に出版できるようになりました。
商業出版とは違い自身の思いを形にできる自費出版。
今回の次世代に伝えたいメッセージなど
思いを形に
我々の仕事にはまだまだ伸びしろがある
あらためて感じました。
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