おはようございます。当社は情報のバリアフリーと称するメディア・ユニバーサルデザイン(MUD)の取り組みをしています。先日MUD協会の理事会が行われました。その議題の一つが検定制度。
MUD検定は現在2級と3級が設けられており、2級は全国で80名、3級は2500名の方が取得しています。年々取得者の数が増加しており、あらためてユニバーサルデザインに対する関心が深くなっています。
この検定に1級を設ける議論が進められています。内容はまだお伝えできませんが、1級だけあって深い内容と、期間も長く設けられることとなりました。そこで議論になったのは取得した場合のメリット感。
「メリット感??」と思われるかもしれないのですが、現実に取得した企業から「取得したけどどうやってメリットを出すの」という質問があるんだそうです。「???」これは私の率直な感想です。
そもそも何のために取得をするのか。答えは「お客まさに喜んで頂くため」ですよね。お客様サービスの一環として取得するのですから、それは各社各様お客様の背景は異なってきます。
□そもそもサービスは自身で作り出していくもの
印刷会社は今までお客様が原稿を考えそれを形にしてきました。要は印刷物はお客様が作り出してきたといっても過言ではありません。しかし今やチラシもパンフレットもお客様自身で作ることができ、インターネットで注文できる時代です。
であればお客様が必要とするのは「印刷物」ではないということ。お客様の必要とするせいかはむ印刷物を作って使用した「その向こう」にあるのではないでしょうか。MUDもそう考えれば答えは自ずと出てきます。
MUDを使ったメリット感は我々が考えてお客様にお伝えするもの。少なくとも当社はそんな思いでMUD活動をしています。「どうすればいいの?」これからの時代はそんな依存心ではビジネスは厳しいと思っています。
商売のネタを考え出していくのが企業の、いやっトップの務めですから。ネッ・・・。
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