おはようございます。当社は印刷会社が母体、ということで多くの情報を扱っています。「情報セキュリティー」という言葉を聞くようになって久しいですが、実は10年前に当社も情報セキュリティーシステム(ISMS)を取得しました。
通常多くの会社はプライバシーマーク(Pマーク)を取得する場合が多いのですが、たまたま品質と環境のISOを取得していたこともあり、当社の規模、そして印刷業では珍しく情報のISOを運用しています。
「情報のISOのメリットは」と言われますが、これがきっかけでビジネスに繋がったことはごくごくわずか。もちろんゼロではないためメリット感はありますが、企業としてのブランディングが一番大きいかなと。
□情報サービスは印刷だけではありません
ところが「マイナンバー」が出てきて事態は一変しました。おかげでマイナンバーに関係する書類やデータの管理が大変シビアに要求されることに。おそらく・・・多分・・・いや絶対に我々規模の企業ではここまで管理しないよなぁという部分まで当社はやることに。
「そのぐらいいいじゃん」と言いたいところですが、「何のためのISOですか」と突っ込まれてしまったら経営者の姿勢が疑われてしまいます。9月から月一の会議で勉強会、そして書類も係が整理して社員に配布。
「委員会発表会」で当社の情報管理のレベルはかなりの水準だと評価いただきました。あらためて関係者に頭が下がります。マイナンバーの準備でセミナーも行われていますし、はたまた企業コンサルもあるといいます。
中小企業の皆様、遠慮なくご質問下さい。かなりの精度で中小企業目線に立ったマイナンバーの準備のご教授できますよ。これも情報サービスの一環、印刷だけじゃありませんので。
コメント