小学校の5年、6年生が教科担任制という記事を目にしました。
教科担任制とは中学校のように複数のクラスに専門の教科を教えることです。
対象は理科だと言います。
ちなみに自身は理科が専門教科。十数年前には先輩に
😕 非常勤で良いから理科の先生としてきてくれないか
と言われたこともあります。
理科の教員不足が話題になり、教えることの準備も大変と思われていたようです。
確かに手間暇がかかります。それは実験の準備。
事前に実験に必要な実験器具そして関係の薬品を準備しなくてはなりません。
仮に6クラス担当となると6回分の準備です 😯
勤めていた中学校では実験は必須。
スクールウォーズ全盛期でもあり、実験をしていればおとなしかったので 😉
カエルの解剖も全クラスやりました 😯
女子の方がキャッキャ言いながら・・・一方男子は全くダメ
もちろんカエルの調達も必要でした。
かくも理科の授業は手間がかかります。
すべての授業に関わる小学生では先生は空き時間もなく
準備する時間がありません。
自身も朝の6時前に出勤し準備することも度々ありました。
小4を境にして理科嫌いが増えていくと言います 😥
理由は準備の大変さに嫌気がさし、
映像で済ませてしまうことにも要因があると思います。
今回の教科担任制はもっと早くから取り掛かっても良かったこと。
ただ教育現場も行政同様に前例主義。
なかなか踏み切れなかったということでしょうね。
SDGsの持続可能な・・・が後押ししたわけではないでしょうが
SDGs4 質の高い教育をみんなに
ターゲットには発展途上国の教育を中心に書かれていますが
先進国といわれる日本でも同じ。
昨今では実験は映像で済ませてしまう現場も多いと言い
実際の実験は塾でやる・・・なんてことも。
化学反応で起こる臭い、解剖で感じる触感実験は
やはりリアルでないといけません。
今年から大学入試も変わりました。
物を覚えればいい・・・という過去の形式ではなく
事象に対して如何に考えるかが問われます。
教科担任制で理科の面白さを子供たちに・・・
良いことですね。
会社見学を積極的に受け入れてきたマルワ。
インキのにおいや色合い、機械に触れて大きな音を肌で感じる
コロナ禍ではなかなかリアルは感じられませんが
しばらくは動画で会社の雰囲気を実感していただくことに
再開したら思いっきり印刷の面白さを体感できるように
現場感を発信します。
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