不透明さを予言していたSDGｓ

JR東海が進めているリニア中央新幹線。

2027年に品川～名古屋間の開通を目指して現在工事が進んでいます。

 

2045年には大阪まで開通の予定で

この度三重県の亀山が関西方面の着工後の駅に立候補しました。

 

ただJR東海と静岡県がただいま水資源の問題で揉めていますので

そもそも2027年の開通が怪しい状況ですが…。

 

さて東京～名古屋間を40分で結ぶことで日帰り圏内とするこの構想。

 

大動脈である東海道新幹線のキャパの限界も要因ですが

開通したらどれほど需要があるのか…。

 

リモートが当り前になり顔を突き合わせて

喧々諤々と行う会議や企画などの打ち合わせであればいざ知らず

 

現地に出向かなくとも淡々と進めていく会議は

会う必要性が以前ほどなくなっています。

 

実は開業に伴い名古屋駅前では400メートルにも及ぶビルの壁が計画されていました。

 

しかしここにきて駅前老舗百貨店も閉館を先延ばしにするとも聞きます。

 

インフラを整備し便利に住みやすくする施策ですが

 

便利という切り口が移動の短縮だとしたら

5G環境の通信環境が整えばそれほど必要ではないかもしれません。

 

 ➡ 2030年に地球が、世界が、そして我々が、幸せに

 ➡ 最低でも今の状況より悪くならないように

17の目標と169のターゲットを作ったＳＤＧｓ。

 

誰ひとり残さない

をキーワードにしてスタートし、早5年が経過しました。

 

この間に想定もしなかったパンデミックが発生。

 

ホント先の事は分からない 😕 

 

会社経営とて同じ。今までは

フォアキャスティングと言われ

過去の延長上で計画を練ってきました。

 

しかし既に5年先さえ分かりません。

 

 🙂 社長○○の件どう判断しましょうか

そのジャッジが難しくなりました。

 

ただでさえ社長の本音は

決める人であり正解を出せる人ではない

 

あらためて今期の弊社のスローガン

原点回帰

は的を得ていると一人悦に入っています。

 

商売の基本は

 ➡ お客様に喜んでいただく

 ➡ お客様に必要とされる

 ➡ そして社員が安心して働ける

こうした視点を持つことだけは唯一変わりません。

 

そしてその必要とされるヒントが17の目標に隠れている

 

MDGｓからスタートしたSDGsはひょっとしたらこの

不透明さを予言していたから出たのかもしれません。