知人の会社のSDGsの社内浸透のお手伝いをさせていただいています。
今年の初めに
➡ SDGsとは何か。
➡ 自社の事業にどう関わっているのか
➡ いかに身近なものとして事業活動に関わっていけるか
以上の事を、ワークショップを通して理解いただきました。
その会社の素晴らしいのはすぐに具体的な活動に移していったこと。
➡ ブログで発信をし
➡ アップサイクルにトライし
➡ 対外的な講座を開き
これを一年間続け、
社内活動をSDGsの切り口でお客様発信のパンフレットまで作りました。
そのことはホームページや社長のSNS発信で確認していましたので
社内で浸透させている取り組みが僕にも伝わっていました。
先日一年が経過し新たな期がスタートしたので
再度の講義への打ち合わせをさせていただきました。
新たな期に入り組織も変更。
そこで気になったことがあったんです。
それは先の取り組みは比較的多くの社員が関わっていたものの
組織変更により一部の社員に集約されてしまったことです。
確かに一つの部署として「推進室」のような部署を作っての運用は
効率が良いのは確かです。
ただこうしたSDGsのような理念の浸透は
かえってこの効率の追求が始末が悪いのです。
理念浸透はその人個人での判断や思考に委ねられます。
一部の人に偏るという事はSDGsに対する考え方に
差が開いてしまうことに他なりません。
いつもかかわっている人は
理解しているからいろんな指示やお願いができます。
しかし理解が浅い人にとってはそれが指示命令に受け取ってしまいます。
結果それはやらされ感 😥
に他なりません。
次回の講義までに再度社内でSDGsの振り返りをし
➡ 自分たちの活動がどう関わっているかの
➡ 情報共有する時間を作ってはどうか
という提案をさせていただきました。
そうすることで理解の差が埋まり
次回の講義も次なるステップに踏みやすいと感じたのです。
全社員が何らかの形で関わっていく・・・
サステナブル(Sustainable)とは、
本来「維持できる」「耐えうる」「持ちこたえられる」を意味する形容詞です。
身近なことに関われるのがSDGsですが
全社員で関われば体制や活動が維持できます。
中小企業にうってつけと感じるSDGsの理由はそこにあります。
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