おはようございます。先日の福岡出張で会議の前に同業の先輩経営者の方と食事をする時間を作っていただきました。私より一回り近い創業者。先日息子さんご兄弟に事業継承されたばかりです。
かつて委員会でご一緒頂いていましたので、一度ゆっくりとお話したいと思っていましたので、ようやく念願かなった・・・そんな感じです。ゆっくりとお話をしたかったのはその会長が持つ温厚で自然体なところ。
業界だけでなく多くの異業種交流会でも役を引き受けられ、といって決して会社を疎かにもしていません。一方で「子供たちと仕事をするのが楽しい」と創業者にありがちな「俺が」的なところもないのです。
「トップとして気をつけていることは」の問いに、「社員が不審に思うことをしない、思わせない」と会長。具体的にどんなことをしているのですかと聞いたら「声をかける」と言っていました。
□コミュニケーションの基本は言葉のキャッチボール
この言葉あるセミナーで聞いた言葉です。言葉自体に違和感はありませんし、当然だと思いますが、具体的に行動することが意外にできていないのでは。「向こうから声をかけるのが当然」自身の立場を履き違えてついついそんな気持ちになってないかと。
お茶をしていたらある女性が会長さんに挨拶をされていました。当社と同規模ぐらいの会社ですが、「人のために」と動かれている姿に嫌味もなく、常に謙虚な姿勢が人気の秘密であり、事業継承が成功している所以だと思います。
会社をこうして空けて出かけるのですから、人と会うことにしています。刺激をいただき会社に持ち帰るのが私の使命。今回はコミュニケーションの基本を再認識しました。早速実行です。
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