写真は先日の二人のインターンシップ生の学生さんの発表資料の一部です。今年から大学生のインターンシップに限り、最終日に企業研究の発表を我々に対して発表して終えることにしました。
「企業研究」そのものは就職活動の一環として学生たちは行っています。しかし就職活動の準備のための研究ですので、対象企業も具体的なものでなく表面的なものだと聞いています。
せっかく2週間という時間を使って企業に身を置くのですから、実際に感じた事を感想を織り交ぜて話をすることは、本人たちの学びを具現化でき企業にとっても外部の生の声を聞くいい機会です。
その発表には「働くという事はどういうことか」「この経験を今後にどう生かしていくか」そして「当社の経験が就活にどう生かされるか」といった観点も織り込むようにさせました。
自分たちでパワーポイントを使って資料を作り、15分という限られた時間での発表でしたが、よくまとめられた良い内容でした。また内容だけでなく話し方もメリハリがあり、発表を日常化している当社の社員に決して引けを取らない内容でした。
その発表の中で、当社に対するアドバイスを彼女たち目線で話をしてもらいました。外部から当社を見た場合にどう感じているか…。
意外だったのはホームページのお問合せホームがわかりにくいという指摘。ホームページにはお問合せフォームがありますが、そもそもネットでの受注を主体としていません。まさか我々の会社にはそうした引き合いがないと思っていましたので、意外な感想でした。
また「印刷会社にお願いする基準がわからない」とも…。普段何気なく対応しているお客様ですが、まだまだお客様と出会えていないことを改めて感じた次第です。
今回初めて試みた企業研究と我々への報告会。一生懸命に資料作りをしている学生を見ながらお預かりする責任を改めて感じます。一方で身近にお客様の要望を直に聞くことができるメリットも感じた次第です。
ご縁をいただいたインターンシップの学生。忌憚のない意見を聞き、当社にも大変参考になりました。代わりにレクチャーした「就活のポイント」…ぜひ私のアドバイスが就活に生かされることを強く願うばかりです。
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