おはようございます。このところ「事業継承」という言葉をよく耳にしますし、送られてくるDMもその言葉を良く目にします。企業は30年で一区切りと言いますが、まさに創業した世代からまたその次の世代に時代は移っていることを実感します。
先々週の5日に東京の株式会社オーティーエスの創立30周年式典に呼ばれました。300人もの大勢の方を招待しての壮大なパーティー。創業者の会長が40歳を過ぎて企業し、800人もの社員を抱える大企業に育てた先代と後継社長。
会長、社長が壇上に並び二人で挨拶する姿は親子として至福の時であり、一方で数多くの苦労を二人で携えたからだと思います。また会場でバックヤードを務めている社員の方も、お二人の晴れの場を盛り上げる働きぶりは「素晴らしい」の一言でした。
これだけの大きな企業で、社員の隅々まで理念がいきわたることは難しいですが、日ごろから外部講師を招き社員だけでなくパートさんにも同じ場を作り出すことで、一体感を作り上げてきた結果だと思います。
□なにはなくとも大切なのは理念
「理念経営」という言葉を耳にしますが、実際にその経営を実践に移すことは簡単ではありません。会社が順調ならともかく厳しい時にもその理念を通していくのは経営者の「覚悟」がいるからだと思うからです。
先日も組合の若手がCSRの事例発表で「経営理念」を大切にして事業継承している話を聞きました。ハウツーは時代と共に変化していきますが、理念は普遍的だとあらためて強く感じています。
当社の経営理念は「人がつどいに社会に発信する会社 それが私たちマルワです」。この言葉どおりの経営ができるように、そしてその思いを社員と共に作り上げたいとあらためて感じています。今週も二回外部からの見学者が。しっかりとおもてなしをさせていただきます。
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