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本来の仕事の目的をきちっと捉えていれば「道は開ける」

日 記

 

おはようございます。CSR「企業の社会的責任」と言われていますが、この言葉を初めて聞いたのが今から10年ほど前。環境活動の発表をしていた時に多い企業の方から「その活動ってCSRですよね」と言われたのがきっかけです。

経済が膨らみ効率が正しいと言われた時代と違い、モノを作っても売れない時代。特に印刷業界は20年前をピークとして出荷高も半分になろうとしています。お会いする人に印刷業界というと多くの人は参加者も若い人たちばかり。頼もしい限りです。「大変ですねぇ」と同情されるようになりました(苦笑)

そうした中で業界が取り組んでいるのがCSR。CSRというと社会貢献と言われてしまいますが、決してそれだけではありません。先日組合でこの活動をしている若手の後継者の話がありました。

自身の会社のデザイナーでデザインコンペを実施してそれを外部発信。地元の人たちに審査をしてもらうことを続けて認知され、そのデザインがついに大手企業に取り上げられ会社。

地元で有名な食堂を特集したパンフレットを作り活性化のお手伝いをした会社。この取り組みは社員が実際に足を運んで食事をした生の声を掲載しているといいます。きっかけは地元で行われたグルメ大会。地域活性に務めたいという思いで始めたとか。

□「社員や地域に喜んでもらう」

結果印刷物を自ら作り出しているのですが、そこに至る過程は「喜んでもらう」という活動。即効性はないのですが、商売の本来の目的である活動の向こうに成果があることを若い人たちが実践していることに驚くとともに、頼もしくも感じました。

とかく「できない言い訳」ばかりをしがちですが、それは今までのビジネスモデルの延長でモノを考えているから。本来の仕事の目的をきちっと捉えていれば「道は開ける」ことを教えられた次第です。マルワも「地道な活動」を続けます。


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