おはようございます。昨日は来場いただいた方にお礼のメールやお手紙、そしてアポイントをとっていた鳥原です。来場いただいたからこそ、関係性を大切にしなくてはいけないなとあらためて感じています。
ところでこうした展示会ではどうしても同業他社の動向は気になります。出展しながらほとんど会場にいることは少ない私でしたが、それでも短い時間に会場を回らせていただきました。
気になったのは我々の関連の業界の出展内容です。印刷物を前面に出しているのは「印刷通販」いわゆるネットで印刷物を受注している会社のみ。それ以外はシステムであったり、販促支援であったり、印刷物を前面に出しているところはまずありませんでした。
それだけ印刷を「モノ」として捉えることに限界を感じている証拠だと思います。「どこも苦労しているのだ」とあらためて感じるとともに、一生懸命に知恵を絞っていることも伝わってきました。
□本業で利益が出ている間に新たな商材、サービスを育てる
それでも話を聞くとサービスの先にあるのは従来の紙への印刷物。印刷会社はやはり紙に関わっていたいようでし、またそれが利益の源泉であるのだとも思います。
これからの時代、印刷業会に関わらず今までの延長上に新たなビジネスモデルはないと言います。しかし「印刷物を受注する側から印刷物を利用する立場」に視点を変えるとこで新たな切り口が生まれるような気もしています。
「本業で利益が出ている間に新たな商材、サービスを育てる」と関連業種の社長の言葉が印象的でした。人は「現状維持を好み、新しいことをしたくはない」と言います。意外に将来への活路は「やった者勝ち」なのかもしれないなと。「決断より行動」です。
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